熊本地震で被災のJR豊肥線 復旧費用「地方分は県が全額負担」知事が表明

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熊本地震の前震から14日で3年2カ月。蒲島知事は県議会一般質問で、来年度中に全線再開する見通しのJR豊肥線の復旧費用について地方負担分の約12億円を県が全額負担する方針を明らかにしました。復旧費は約50億円かかると見込まれ、JR九州は被災赤字路線を支援する法律を活用したい考えで、適用されれば国と地方で復旧費の4分の1ずつを負担することになります。知事は「一日も早い全線開通を実現し、阿蘇地域が熊本地震前以上にぎわうように」と述べました。地震で被災した同線は肥後大津駅と阿蘇駅間の約27.3キロが不通となっています。ところで、5月末時点で仮設団地やみなし仮設住宅などで暮らす被災者は5154世帯(1万1734人)に上ります。テクノ仮設団地では「(入居者が減って)どこかに集約すると聞いているが、場所は決まっていない」「(来年)3月に災害公営住宅に入る予定。自分の土地に建てたい願望はあるけど難しい」などの声が聞かれました。地震から3年2カ月。交通インフラの復旧も、被災者の住まい再建も、いまだ道半ばです。