伊東メガソーラー 「吟味する必要」で異例の結論先送り

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異例の継続審査となった。

伊東市のメガソーラー計画について森林法に基づく県の審査が行われ、業者の考えや計画内容を吟味する必要があるとして結論を持ち越した。

池谷庸介記者は「こちらは森林審議会が行われる会場、反対派の住民も多く駆けつけどのような結果が出るか注目が集まります」とリポートした。

会場に詰めかけたメガソーラー反対の住民たち。

開発に「待った」がかかることに期待して審査を見守る。

この問題は、東京の業者が伊東市の山林を伐採し約12万枚のソーラーパネルの設置を進めているもので、地元住民が環境を破壊するとして反対している。

伊東市も事業に反対の立場だったが宅地造成等規制法に基づき「書類に不備はない」として計画を許可。

舞台は県の森林法に基づく審査に移された。

審査に当たるのは林業や環境保護などの専門家7人で、業者の計画で土砂の流出を防げるか、水源を確保できるかなど4つの基準を満たしているかチェックする。

これまで過去1度を除きすべて1回の審査で計画が了承されてきた審査だが14日は違った。

委員からは「伊豆らしい風景を壊すと懸念している」「大量の雨水を適切に流すことができるのか」「植物を植える部分には在来種を使うのか」など、質問や意見が相次いだ。

そのうえで「資料を揃えてもらい吟味する必要がある」として結論を持ち越し審査を継続することを決めた。

反対派住民は「私個人としては納得のいくものになったと思っています。本当に危惧するところを代弁して頂けたんだなと思っていますので。委員の方々の英知をすり合わせながらいい所に話を持って行っていただけたら有難い」と話した。

一方、難波副知事は「先生方からかなり懸念がありましたので詳細な議論や検討をして頂けると思います」と引き続き注視する考えを示した。

異例の結論持ち越し。

今後は、臨時の会合を開いて再度審査する予定でその判断に注目が集まる。