「もうお金ないの」…11億円貢がせたチリ人妻・アニータ氏は今?

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  • 『グッディ!』期末企画 平成を騒がせた人物の激変人生を徹底取材! 
  • 第一弾はアニータ・アルバラート氏(46) 夫が横領した11億円を貢がれた妻として話題に
  • 18年たった現在の心境を、グッディ!のカメラに語った

平成を騒がせた“セレブ妻”の今は…

今週の「直撃LIVEグッディ!」では、平成を騒がせた5人の“激変人生”を徹底取材。

1人目は、平成13年(2001年)に起きた青森県住宅供給公社の元経理担当職員による巨額横領事件で注目された、アニータ・アルバラード氏
元職員は懲役14年の実刑判決を受けたが、注目されたのは、横領した14億円のうち11億円を貢がれたと話題になったチリ人の妻・アニータ氏だった。

事件から18年。グッディ!取材班はアニータ氏が家族と住む南米チリ・サンティアゴに向かい、現在の自宅へ同行させてもらった。

送金された金を元に購入し、数億円とも言われていたアニータ氏の自宅。
お城のような階段に豪華なシャンデリア、庭には大きなプールという絵に描いたような豪邸は、当時、地元メディアも取り上げ、アニータ氏は一躍“セレブな有名人”となった。

しかし、現在のアニータ氏は、街の中心部から車で30分ほど離れた郊外にある借家で、5人の子供とともに家族6人で暮らしているという。

実は騒動後、アニータ氏は幾度もの“危機”を経験していた。

貢がせたお金で建てた数億円の豪邸は、事件の翌年、青森県住宅供給公社が資金回収のため差し押さえ、競売にかけられおよそ7400万円で落札。
さらに、賃貸契約した不動産会社とトラブルとなり家を追い出され、家財道具をすべて差し押さえられたという。財産のほとんどを失った様子は、地元メディアに取り上げられたほど話題になったのだ。

自らは罪に問われなかったものの、横領事件で有罪判決を受けた夫から億単位の金を受け取ったアニータ氏のまさかの現状。事件から18年たった今、アニータ氏はあの騒動をどう考えているのだろうか?
今だからこそ語れる事件の裏側をグッディ!のカメラに明かした。

涙で「もう忘れて」…その激変人生

アニータ氏:
苦しい時代だった。以前のような生活はできなくなったわ。

――大金を貢がれることに罪悪感はなかった?

アニータ氏:
彼から初めてもらったお金をチリに送金しようとしたら、怪しまれて銀行の人に止められたの。でも、彼の名刺を見せたらすぐに送金できたわ。その時、銀行の人が名刺の連絡先に電話した後、私に頭を下げてきたの。だから、私は彼をしっかりした人だと思っていたの。


銀行でのちょっとした出来事から、大金をもらうことの疑問が消えたというアニータ氏。

 
――今後、事件とはどう向き合っていく?

アニータ氏:
どうするかって?もう十分でしょ。私は過去のことは捨てたわ。過去に生きることはしないの。子供たちのために私は前進しなくちゃいけないのよ。


――日本にお金を返すというのは?

アニータ氏:
みんな、お金のことばっかり言うけど、もうお金はないの。どう説明したらいい?ないのよ。私が起こした事件じゃないのに…
はっきり言うわ、20年も経っているんだから、もう十分よ。だから、私への非難は、もうやめてほしい。私が日本人に何か悪いことした?私は何も悪いことしてない。だから、これだけは言うわよ。(日本語で)ヤメテクダサイ!

事件については「過去のこと」と語ったアニータ氏だが、日本へのメッセージを聞かれると、表情を一変させた。

 
――日本に何かメッセージは?

アニータ氏:
何もないわ。私は疲れたの。もう十分よ。もう20年近くも前のことよ、もう忘れて。私にはお金がないし、何の罪もない。もう忘れてちょうだい。

自らのスカートで涙を拭ったアニータ氏。
自らの罪を否定し続けてきたが、18年という歳月がたった今も、事件は彼女の心に大きな影を落としているようだ。

安藤優子:
ちょっと勘違いしてるのかなっていう感想を持ちました。あれは人のお金ですから。元職員のお金でもなく、人の、供給公社のお金ですからね。

高橋克実:
あそこに積み立てている人が何人もいるわけですからね。

安藤:
アニータさんのところにわたった金額は11億円。あまりにも巨額すぎると思います。


(「直撃LIVE グッディ!」3月25日放送分より)

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