話題の“さいたま”新名所!映画「翔んで埼玉」に登場する「防災地下神殿」が見学可能に

  •  映画にも登場する埼玉・春日部市の神殿みたいな「巨大調圧水槽」に潜入!
  • インフラツーリズムの拡大を目指し、非公開だった通路やポンプ室を開放
  • 水槽に水が貯まる様子を疑似体験できるアプリや多言語の音声ガイドも用意

映画『翔んで埼玉』の大ヒットで注目の埼玉。

映画に登場した埼玉銘菓の十万石まんじゅうは、注文が5倍に急増しているという。

さらに、埼玉の春日部共栄高校は3月23日から始まる春のセンバツ高校野球の応援に映画の主題歌「埼玉県のうた」を使用することを決定した。

十万石まんじゅう

公開から約1ヵ月が経っても“埼玉現象”が続く中、劇中に登場する「巨大地下神殿」の舞台が20日に公開された。

地下50mの深さに作られた巨大調圧水槽

取材班が向かったのは、埼玉県春日部市。
地下へと続く116段の階段を下りていくと、だんだん空気が冷たくなってきた。

その先には、大きな柱がずらりと並んでいた。ここは、全長177m、幅78m、高さ18mの巨大調圧水槽の内部だ。

この調圧水槽は、地下50mの深さに作られた世界最大級の地下河川「首都圏外郭放水路」の一部で、大雨による浸水の被害を軽減するために作られた。

巨大な柱が立ち並ぶ神殿のようなつくりから、映画では埼玉解放を目指す人々が集結するシーンが撮影された。

さらに、今日新たに公開されたのが「高所恐怖症の方はご遠慮ください」という場所。

恐る恐る歩く今湊敬樹キャスターも思わず「うわぁ~怖い!」と驚く穴の開いた足場の下には、自由の女神よりもはるかに高い約70mもある目もくらむような景色が広がっていた。

この深さ70mの立て坑に水が貯まって、調圧水槽へ流れていくというシステムだ。

全長6.3kmの巨大な治水インフラは、日本の大胆な治水対策として世界にも紹介されていたが、なぜ内部を公開することになったのか?

ポンプ室のエンジンも初公開!

江戸川河川事務所の荒井満副所長は、「インフラツーリズムの拡大を1つの目標としている」と話す。

昨年8月から12月にかけて実験的に行われた1回目の公開では、約3万5000人が見学に訪れた。
3月23日から始まる2回目の公開では、さらなる観光客数のアップを狙う。

目玉となるのが、これまで非公開とされてきた場所だ。
高さ約70mのキャットウォークに加えて、水を吸い上げるポンプ室のエンジンも初公開される。

見学の際には、スマホで巨大水槽に水が貯まる様子を疑似体験できるアプリや外国人観光客に対応した多言語の音声ガイドアプリも用意されている。

予約は、見学希望日の1ヵ月前から公式ウェブサイトと電話で受け付けていて、ゴールデンウィークの予約は3月の最終週から始まるという。

みなさんも埼玉の新たな観光名所を訪れてみてはいかがだろうか?

(「プライムニュース イブニング」3月20日放送分より)

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