ボストンバッグがもごもご動いた!ゴーンだけじゃなかった 過去の驚きの変装と偽装

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  • 107日ぶりに東京拘置所を出たゴーン被告が驚きの変装
  • 事前の偽装工作も手が込んでいたのに・・・
  • 帽子にマスクだけではない、歴史に残る数々の変装と偽装

無罪主張なのに変装?

ゴーン被告が変装して東京拘置所を出る瞬間

オオシバくん:
ゴーン被告が保釈されたけど、変装していたね?

平松デスク:
まさか、世界的なビジネスマンが、東京拘置所から出てくる時に、あんな変装をしているとは思わなかったね。作業服姿に、工事現場に行くような軽ワゴン車だったからね。検察幹部も『無罪主張ならば、堂々と出てくるべき』とちょっと呆れていたよ。

変装しても眼光鋭いゴーン被告

変装したくなる心理とは

オオシバくん:
なぜ変装していたの?

軽自動車の中のゴーン被告の表情

平松デスク:
まぁ、ゴーン被告の真意は分からないけど、作業員のフリをして、こっそり拘置所から出るつもりだったんだろうね。僕たちマスコミに、保釈後の居場所を知られたくなかったんでしょう。

それにしても、きのうは、ゴーン被告の家族が、わざわざ、スーツを手に持って拘置所を訪れたり、黒い立派なワゴン車を拘置所の入口に横付けするなどしていたよ。あれは、マスコミをだますための偽装工作をだったんだね。でも、あの鋭い眼光を見れば、すぐにゴーン被告だってバレちゃうよね。

東京拘置所にゴーン被告の服と思われるものを持ち込む家族

過去にもあった驚きの変装

オオシバくん:
容疑者とか被告が変装して、マスコミの取材から逃げることってあるの?

平松デスク:
あるある、結構あるよ。
一番、覚えているのは、日本中を震撼とさせた、耐震偽装事件。
覚えてる?
あの時に逮捕された、元一級建築士の男は、東京中央区の警察施設から出る際に、なんと、鑑識課の捜査員の格好をしていたんだよ。警視庁が、事情聴取をしていることを隠すために、わざわざ、元建築士の男に、鑑識課員の格好をさせたんだよ。
あの時は本当に驚いたよ。

ボストンバッグがもごもご動いた!

オオシバくん:
変装以外にも、マスコミ取材から逃げる手段はあるの?

平松デスク:
そういえば、大昔の話だけど、脱税事件で逮捕された、タレントの女性がいたんだけど、この女性は、自宅前に押し掛けた記者から逃げるために、大きなボストンバッグの中に自分が入って、それを関係者に持たせて、自宅から脱出したことがあったよ。ボストンバッグがもごもご動いていたので、これは中に入っているに違いない!と、みんな気付いたんだけどね。

それ以外にも、車のトランクに入って自宅から出てきたり、段ボールの中に入って出てきたりと、事件で注目される人たちは、色んな手段で、私たちマスコミの目をごまかそうとするんだよ。

まぁ、それを追いかけるのも、僕らの仕事なのよ。

追うもの 追われるもの

オオシバくん:
ところで、きのうは結局、ゴーン被告の行き先は突き止めたの?

3月6日午後8時頃弁護士事務所を出るゴーン被告

平松デスク:
ハハハ、それが、ずっと、ゴーン被告の乗った車を追いかけたんだけど、結局、見失ったんだよ。
正確に言うと、マカれたんだけどね。
ホテルの地下駐車場に入られると、どうしようもないんだよね。

こういう取材では、僕たちマスコミは、ヘリコプターとバイクで関係者の車を追跡取材するんだ。
だけど、最近は、ホテルやデパートの駐車場で、違う車に乗り換えられたりして、逃げられちゃうことが多いんだ。
しかも、昔は、弁護士事務所の職員が車を運転していたことが多かったけど、最近は、わざわざプロの運転手を雇って運転することが多いから、僕たちの追跡取材も難航することが多いんだ。

という訳で、次に、ゴーン被告の姿が見られるのは、記者会見の時になるんだろうね。
その時は、さすがに堂々と出てくるでしょう。

ヘリコプターとバイクと車でゴーンの行き先を追うマスコミ各社

【解説:フジテレビ 社会部デスク 平松秀敏】
【イラスト:さいとうひさし】

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