“メガネとマスクで変装” ゴーン被告107日ぶり保釈…乗り込んだ車両はスズキ製の軽ワゴン

  • 10億円の保釈保証金…ゴーン被告107日ぶりに保釈
  • 作業着にメガネとマスクの“変装姿”で東京拘置所出る
  • 乗り込んだ車両も偽装工作?日産・三菱でなくスズキの軽…

“変装姿”でゴーン被告が保釈

3月6日午後4時半すぎ、東京拘置所の玄関を出る一団。
その中にいた、青い帽子にメガネとマスクをした、作業着を着た人物…一見誰だか分からないが

この人物こそ、カルロス・ゴーン被告その人だ。

ゴーン被告は、少し離れた場所に停めていた、白い軽ワゴン車に乗り込んだ。
車には、工事関係とみられる会社の名前が張られ、運転する男性も、同じような服装だった。

脚立を積んだこの軽ワゴン車はスズキ製で、自身が会長をつとめていた日産でも三菱でもなかった。

不可解な変装をして、東京拘置所を出たゴーン被告。

実は、この直前に、同じような作業服を着た女性が出ていた。
これも偽装工作の1つだった可能性がある。

日産社内では変装姿に「そんなバカな」

FNNの取材では、この変装姿に日産の社内は「そんなバカな」とざわつき、「堂々と出ればいいじゃん」と冷めた声も上がったという。

昨年11月19日逮捕

自身の報酬を過少記載した疑いで、東京地検特捜部がゴーン被告の逮捕に踏み切ったのは、2018年11月19日。

その日のうちに、ゴーン被告は、身柄を東京拘置所に移された。プライベートジェットで、東京・羽田空港に到着した直後のことだった。

東京地裁が勾留延長認めず…直後に再逮捕

逮捕から1か月後の去年12月。
東京地裁が勾留の延長を認めない決定したことから、保釈されるとみられたものの、特捜部は、特別背任の容疑で再逮捕した。

アイ アム イノセント(私は無実です)

ゴーン被告が、久々にその姿を見せたのは、今年1月8日。

アイ アム イノセント(私は無実です)」

勾留の理由を明らかにする手続きのために出廷し、強い口調で「無実だ」と訴えた。

東京拘置所でのゴーン被告の生活は…

東京拘置所で、ゴーン被告は当初は、3畳ほどの単独室。
その後、通常の部屋よりも広い、ベッドのある床がタイル張りの部屋に移されたという。

拘置所内での暮らしを「寒い」と漏らしていたゴーン被告。

今年1月には、高熱を出したものの、週2回の入浴と日々の運動で、この3か月半の体調は、おおむね良好だったという。

保釈後の生活に厳しい条件をつけ保釈決定

これまで2度にわたって保釈申請を却下されながらも、新たに担当となった弘中惇一郎弁護士が、保釈後の生活に厳しい条件をつけることなどを提案し、保釈が決定された。

そして6日、保釈金10億円を納め、107日ぶりに勾留を解かれた。

保釈にあたっては、住居の出入り口に監視カメラを設置することや、携帯電話でネットやメールをすることを禁止するなど、厳しい条件がつけられている。

保釈後ゴーン被告が向かったのは…

保釈後、ゴーン被告は軽ワゴン車に乗り、東京都内の担当弁護士の事務所に入った。

(「プライムニュース イブニング」3月6日放送より)

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