「一人で歩いていかないと」河野景子さんが語る元貴乃花親方との夫婦関係

  • 横綱の妻・景子さんに嫌がらせや誹謗中傷の手紙が…
  • 親方になった夫も変化、ストレスで円形脱毛症に
  • 「一人で歩いて行かなくてはいけないという覚悟です」

“平成の大横綱”と呼ばれた元貴乃花親方と2018年10月に離婚した河野景子さんが、その結婚生活について綴った著書『こころの真実 23年のすべて』(世界文化社)が5日に発売された。

景子さんはその胸の内をフジテレビ番組の単独インタビューで語った。

自傷行為に円形脱毛症…ストレスが体に

アナウンサーを経て1995年に人気絶頂だった当時の横綱・貴乃花と結婚した景子さん。

幕内優勝22回のうち、13回を妻として支えてきた。

「場所が終わった後、ほんの束の間ですけれど、ホッとする時間に“貴乃花光司”が“花田光司”に戻って、パパに戻る、夫に戻るというそんな瞬間があって、またスイッチが入って次に行く、この繰り返しでした。また、無事に15日間が終わる、これが1つ1つのゴールだったんです。それまでは、みんなちゃんとお利口にしていましょうね?というのが、我が家の家族のいつの間にかの掟でした」

一方で、横綱の妻として景子さんには嫌がらせや誹謗中傷の手紙が送られてきたという。さらに日常生活でもカメラを向けられ、そのストレスなどから家の壁に頭を打ち付ける自傷行為をするようになっていた。

そして2003年、夫・貴乃花が30歳で引退し、親方になると「花田光司」としての顔にも変化が現れたという。

「外からのいろいろな圧力があると、花田光司(の顔は)はだんだん少なくなってきたというのは、正直なところかもしれません。現役時代の彼の姿を見ているので、やはり逃げられないとか、弱音を吐けないとか、そういう自分を作り上げていったような気はします」

そんなストレスは景子さんの体にも現れ始めた。6年前、前頭部の髪が抜け落ちる円形脱毛症に。

著書によると「妹と二人で車で移動してる時に、ふと彼女が“患部を見たい”と言うので、頭部を見せると、妹が号泣し始めました。妹の涙を見たら、それまでこらえていた涙が止まらなくなり、車を止めて二人でワンワン声をあげて泣きました」と当時のやりとりが綴られている。

景子さんは「それがきっかけとなって、自分の人生を見直そうということにはなりました」と振り返る。

夫からの一言で景子さんにも変化が

そんな中、夫から景子さんの背中を押す一言があった。

「彼が“河野で仕事してみたらどうだ?”と言ったんです。(その言葉は)大きいですね。彼の影響力は本当に大きいと思います」

それから景子さんは2016年に会社を設立し、アナウンサー時代の経験を生かして“話し方講座”など全国を回るようになった。

ところが、2018年10月に元貴乃花親方は相撲協会を電撃退職し、貴乃花部屋は消滅。その同じ月に景子さんは、元貴乃花親方と離婚。23年に及ぶ結婚生活にピリオドを打った。

長男・優一さんのタレント活動に対する考え方の違いが原因とも報じられたが、景子さんは離婚の理由を「彼が引退届を協会に出したことが、離婚の引き金になったことは確かです。でも引退届を出さずに済む状況だとしても私は別れていたかもしれない、と思っています。なぜなら、私の心の奥底に“このまま終わっちゃうの?私の人生”という思いがあったからです」と著書に綴っている。

景子さんは「語ったことがどこかでピックアップされて、それが思いと違う風に一人歩きしてしまうことの恐怖感も覚えましたので、語らないことを私も選択しました」と、結婚当時はそう決めていたという。

現在ではアナウンサー時代の経験を生かした活動をしているが「誰にも頼ることができませんから、自分でしっかりと自分の言葉で発言して、一人で歩いて行かなくてはいけないという覚悟です」と明かした。

また、自身の今後について景子さんは「私が何か発信することで、勇気を与えることになるのであれば、ライフワークとして続けていきたい」と話した。

(「めざましテレビ」3月6日放送分より)

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