濡れても大丈夫?!脱プラ続々でシャンプー容器も“紙製”に 

  • ローソンもH&Mもガストも脱プラ
  • 背景には地球規模のプラスチック海洋汚染
  • 紙製シャンプー容器は濡れても大丈夫なのか実験

ローソンのアイスコーヒーが紙コップに…

大手コンビニチェーン「ローソン」は2月から一部の店舗でアイスコーヒーの「紙コップ」による提供をスタートした。

アイスコーヒーといえば透明なプラスチック容器が一般的だが、 紙となると気になるのはその使い心地だ。形が崩れたり液体が浸みたりすることはないのだろうか。

購入から30分経った段階で触ってみると、柔らかくなることもなく形もしっかりしていた。

背景には地球規模のプラスチック海洋汚染

なぜ紙コップの導入を決めたのか。

ローソン広報室の持丸憲さんは「プラスチック削減、社会課題に関してローソンとして取り組みたいと思い導入した」と語った。

背景にあるのはプラスチック製品の廃棄による海洋汚染が地球規模で広がっている問題だ。

細かく粉砕された「マイクロプラスチック」やレジ袋などのごみが海の生物の体内から大量に出てくるなど世界的な環境問題となっている。

あの大手ファストファッションも脱プラ

ファストファッション大手のH&Mでは2018年12月からプラスチック製ショッピングバッグの使用を中止。

さらにファミリーレストランの「ガスト」もプラスチック製のストローを廃止した。

ついに脱プラ“シャンプー”容器が誕生

そしてついに多くの商品にプラスチック容器が使われているシャンプーも紙に変えようという動きがある。

40年以上、紙パックの容器を製造してきた 凸版印刷が開発したのが、 業界初というシャンプーやハンドソープなどにも使える紙パックだ。

水に濡れやすい環境の中で使用することが多いシャンプー。
従来のものは、どうしても底の折り目の部分などが濡れ続けてしまい、カビが発生するなどして使えないのが悩みの種だった。

そこで、紙を横に折ることで、折り目が底に来ない容器を開発した。

どれほどの違いがあるのか、検証してみた。

従来の紙パックと新製品の紙パックを同時に赤く染めた水の中へ。30秒後、底の状態を見てみると…

従来の商品は折り目に赤く色がついたように、水がしみ込んでいたが、新商品の方は底の方に折り目がないので、水の染み込みはなかった。

さらにこの形状だと頭の部分も折り目が無くなるため上部にポンプをつけることが可能に。

脱プラスチックの動きは地球環境問題解決の切り札となるのか。 新たな取り組みが注目だ。

(「プライムニュース イブニング」 2019年3月5日放送分より)

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