男子卓球のエース激突!「いつまでも憧れ」張本選手が水谷選手を破り勝利

  • 水谷選手「僕を倒さなければ東京は出られない」
  • 地元・仙台で初優勝をもぎ取った張本選手
  • 強化本部長が語る張本選手のこの1年の進化

男子卓球界の両エースが3日、日本最強の座を掛けて激突した。

東京オリンピック出場を見据え、去年の王者へのリベンジを誓う張本智和選手(15)は「(水谷選手は)日本で一番大きい存在の方なので、その方に決勝で勝つのが大事かなと思います」と気を引き締めた。

一方、リオオリンピック個人銅メダルで、全日本卓球選手権優勝10回という実績を誇る水谷隼選手(29)は去年1月に「僕を倒さなければ東京(五輪)出られないんだぞ、というのを見せていきたい」と発言し、意気込みを見せている。

「水谷選手はいつまでも憧れの選手」

提供:時事通信

世界選手権の代表選考会を兼ねて行われた「卓球ジャパントップトゥエルブ」決勝戦。

入場の際に緊張の面持ちで現れた張本選手に対し、連覇を狙う水谷選手は湧き起こる声援に笑顔でこたえながら登場した。

試合直前のウォーミングアップから水谷選手は、照明などの反射により、球が見えにくくなるのを防ぐため、サングラスを着用。

試合が始まり、最初に得点をあげた張本選手は、開始から4連続で得点し、水谷選手を突き放す。今度は、水谷選手が意地を見せ、5連続で得点し、逆転に成功。その後、両者は一歩も譲らず、シーソーゲームを繰り広げる熱い展開に。

張本選手が11対8で第1ゲームを選手すると、迎えた第2ゲームは11対3の大差で水谷選手を圧倒する。その勢いは止まらず、第3ゲームも張本選手が連取すると、1ゲームも与えないまま、優勝に王手をかける。

一方、後がなくなった水谷選手は第4ゲームで、これまでずっとかけていたサングラスを外し、張本選手を追い詰めていく。だが、張本選手は水谷選手を下し、地元・仙台で初優勝をもぎ取った。

試合後、張本選手は「水谷選手はいつまでも憧れの選手。去年負けて悔しかったですし、全日本も3位で悔しかったので2つの試合を倍で返せた」と話した。

再び決勝の舞台で相まみえた水谷選手に、見事勝利を収めた張本選手はこの1年である進化を遂げたという。

日本卓球協会強化本部長の宮﨑義仁さんは「フォアハンドのふり幅がすごく大きくなっていて、威力が出るようになった。あんなに大きなスイングができる選手は世界でもなかなかいません」と話す。

張本選手は今後の目標について「うれしい気持ちもあるが、これくらいのスピードでいかないと、世界ランク1位は難しい。このくらいのスピードで突き抜けていきたい」と意欲を見せた。

※張本選手の画像はすべて提供・時事通信社

(「めざましテレビ」3月4日放送分より)

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