進学塾サピックスが出題 中学入試に出た! 時事用語

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ニュースのキーワードをコンパクトにひもとく、「3分ではてな」。

7日は、金曜特別編。

「金曜3分ではてな」は、中学受験に向けて頑張っている小学生は必見、一般教養をより高めたい大人にも役立つ情報知識を紹介する。

これまでの問題と解説は、大手進学塾・サピックスの社会科の先生に作っていただいた。

このコーナーでは、9月から、13の中学受験に出そうな時事用語を解説してきたが、2020年の入試で、どれくらい出題されたのか。

首都圏と関西の主な難関校の問題を確認した。

「食品ロス」に関しては、都内では屈指の難関校といわれる筑波大付属駒場、あるいは栄東。

「中曽根内閣」に関しては、芝中学や神戸海星女子学院、開智。

「ローマ教皇」にまつわる問題は、浦和明の星と開智。

そんな中でも、紹介した想定問題と、ほとんど同じ問題というものがあった。

東京の雙葉(ふたば)中学校・社会科の問題。

「国連で定めた( )な開発目標の2030年までの達成をめざす」

( )に入る漢字4文字を答えなさいという問題。

答えは、「持続可能」。

一方、このコーナーで、2019年9月に紹介した問題がこちら。

「貧困や飢餓、環境問題など国際社会の抱える課題を克服するため、2015年9月に採択された( )目標」

答えが、「持続可能な開発」。

この「持続可能な開発目標(SDGs)」だが、このコーナーで出題予想1位。

最も出題する可能性が高いと紹介したが、このワードが出題されただけでも、確認しただけで、13の中学校の入試で出た。

ほかにも、教皇フランシスコが来日した際の訪問先を問う問題。

このコーナーでも予想はしていたが、埼玉の浦和明の星女子中学校の社会科の問題。

「教皇フランシスコが長崎を訪問し、『核兵器に関するメッセージ』を述べ、核兵器による抑止力を否定した。長崎について述べた説明文として正しいものを、次の(ア)~(エ)から1つ選び、記号で答えなさい」

(ア)八代海の一部の諫早湾の干拓事業をめぐる訴訟に対して、最高裁の判決が出された。

(イ)長崎県は、7世紀には、壱岐国・対馬国・日向国にわかれていた。

(ウ)江戸時代には、長崎奉行が外国との貿易を管理したり、キリシタンの取り締まりを行った。

(エ)長崎駅と博多駅を結ぶ長崎新幹線の開業が、2020年12月に予定されている。

ほかの3つは間違いがあるわけだが、正解は(ウ)。

つまり、教皇フランシスコが来日したということだけを覚えるのではなく、そこにまつわる訪問先の文化・歴史も学んでおくと、さらに得点がアップする。