マージャンで認知症予防せよ!「脳活が大切」人気教室主催する女性のこだわり【長野発】

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  • 長野で女性に人気のマージャン教室
  • 女性主催者「認知症予防が出来る」
  • 人気の秘密は“脳活”だけではない!?

「賭けない、飲まない、吸わない」マージャンに女性夢中

長野県下諏訪町の住宅に続々と集まる女性たち。たちまち玄関は靴で一杯に。何をしているのかというと…

女性たちが続々と入る住宅

女性:
あがり!ロン!

女性たちが興じているのは“健康マージャン”。
「(お金を)賭けない」「(酒を)飲まない」「(タバコを)吸わない」のが原則のマージャンだ。

マージャンは推理力、判断力、記憶力、計算力と脳の機能をフルに使うほか、小さな牌を指先で扱うことから、脳の活性化“脳活”に良いとされ注目されている。
脳科学が専門の諏訪東京理科大学の篠原教授によると、マージャンには認知機能低下や認知症予防に役立つ可能性があるという。

隣の空き家を所有者から譲り受けたのが教室を開く契機になったと話すのは、主催者の高橋千代子さん(62)。

主催者の高橋千代子さん

主催者「マージャンで認知症予防が出来る」

高橋千代子さん:
60過ぎて自分も脳活をしないといけないと思ったのがきっかけで、あとテレビの特集で健康マージャンを特集していた番組を見て、自分もやりたいと思ったときに、ちょうどタイミング良くここが空くことになったので始めようと思った。

夫などからルールを教わり、自分と同じようにマージャンを楽しむ仲間を増やそうと去年2月、女性限定の教室を開いた。
高橋さんは、認知症患者のいる施設でボランティア経験があり「脳活の大切さが身にしみた」と話す。

教室は週4日・参加費1回500円

高橋千代子さん:
認知症の人とお昼を作ったり、一緒に食事をする仕事をしていた中で、認知症になる前の段階で認知症予防のことをやりたいと思った。(マージャンは)仲間でできること、やりながら笑ったり他の話をしたり。マージャンで認知症予防が出来るのであればやってみようかなと。

朝8時半、地元の温泉をポリタンクに詰めて運び、マージャン卓の中へ。生徒たちを迎える準備を始める。
マージャン卓は、この教室のために夫が日曜大工で作ってくれたという。

続々と集まる生徒たち。年齢は幅広く下は60代から上は91歳。

91歳の女性:
あたり!一気通貫、これが頭で、それでドラ!
みんな亡くなっちゃってね、20年(マージャンを)やらなかったの。

「あたり!」と手をたたいて喜ぶ91歳女性

人気の秘密は“脳活”だけではない!?

教室を始めた時の生徒は8人だったが、口コミなどで評判となり1年で45人までに増えた。高橋さんが講師役を務めていたが、手が足りず、親族にも指導を手伝ってもらっているという。
週4日の教室はほぼ「満卓」状態。人気の秘密は脳を使うことだけではないようだ。

生徒の女性:
やっぱしここ(頭さす)、認知症にならないようにというのが一番の目的。楽しくてみんなと一緒に話をして笑って一生懸命考えて。

教室は当初、1年で終える予定だったが…

「一番は友達と集まって大笑いすること」と笑顔で語る高橋さん

高橋千代子さん:
うれしい悲鳴。1年でここまで増えるとは思ってなかった。一番は友達と集まって大笑いすること。楽しく集まっていただけるのでがんばって続けていこうかなと。

牌を切る音と明るい笑い声。教室はこれからも女性たちの憩いの場となりそうだ。

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