羽田空港で大型バスの自動運転 訪日客増加に対応

カテゴリ:テクノロジー

東京の空の玄関で、未来を先取りした試みがスタートした。

羽田空港内を走るバス。

運転席を見てみると、ハンドルが自動で動いていた。

全日空が22日から10日間、羽田空港で行うのが、国内初の大型の電気バスによる自動運転の実証実験。

国内線第2ターミナルの北側と、南側に新たに増設される国内線をつなぐルートを走行。

客や従業員が、移動や乗り継ぎをスムーズに行えるよう、将来の実用化を想定したルートが設定されている。

カーブでは、スピードを落として自動でうまく曲がっていた。

今回は、緊急時に備えて運転者が乗り込む「自動運転レベル3」での実証実験。

全日本空輸オペレーションサポートセンター・山口忠克担当部長「労働人口がどんどん減っていく。省人省力したオペレーションのモデルをしっかり作っていくことが目的」、「技術が進んでいけば、例えば普通免許の人が座っていてもいいし、あるいは免許がなくても、誰か人がいればいい。こんなステップで、より多くの人が仕事に従事しやすくなる、そういう変化がまず出てくると考えている」

年内の実用化を目指している。

さらに、エリアを限定すればドライバーが不要となる「自動運転レベル4」を見据えたシステムが。

バスの車内や外に無数につけられたカメラ。

自動運転であっても乗客が乗り遅れることがないよう、バスの車内や周辺の様子を人が遠隔で確認し、扉の開閉や発車の指示などを行う。

また、1人で複数のバスの監視が行えるよう、車内の人の動きを感知し、危険を知らせるAI(人工知能)も導入した。

人と最新テクノロジー。

作業の住み分けを行うことで、将来の省人省力化に備える。