“接触なし”の事故で異例の書類送検! 飛び出し自転車避けようと転倒大ケガ

  • 飛び出し自転車避け転倒した男性が大けが…逃げた男を書類送検
  • 当初単独事故と思われたが 防犯カメラの映像から事故の経緯判明
  • 痛ましい事故後を絶たず…6割以上が自転車側の法令違反

“接触なし”の事故で異例の書類送検

自転車同士の事故をめぐる異例の書類送検…

大阪市・北区で自転車の男性(当時39歳)を転倒させ、重傷を負わせたとして重過失傷害やひき逃げの疑いで書類送検されたのは32歳の派遣社員の男。

その事故にはある大きな特徴が…

事故は、車道を走ってきた自転車の目の前に、歩道の植え込みの間から自転車が飛び出す。2台がぶつかることはなかったが、この時、車道を走ってきた方の自転車が転倒。乗っていた男性は頭の骨を折るなどの重傷を負った。

防犯カメラの映像から事故の経緯判明

警察は当初、男性が自分で転んだとみていたが、付近の防犯カメラの映像から、歩道を走ってきた自転車が車道にいきなり飛び出したことが原因で転倒した疑いがあることが分かった。

警察の調べに対し、男は「ぶつかりそうになり、相手が転んだ。文句を言われるのが嫌で逃げた」などと話しているという。

街の人からは「そういうのは厳しくしたほうがいい。最近スマホ見ながらとかマナー違反も多いし」「十字路とかで青だから直進しようとしたら、横から出てきてぶつかりそうになった」などの声が聞かれた。

ただ2015年6月に自転車の安全運転ルールが強化された道路交通法改正以降、全国の自転車事故件数は減少している。

6割以上が自転車側の法令違反

一方で、去年6月には男子大学生がイヤホンをしながらスマホを操作し、歩行者の男性と衝突し、男性が死亡するなど痛ましい事故が後を絶たない。

こうした事故の実に6割以上が自転車側の法令違反があったとされている。

今回明らかになった、接触がない事故での異例の書類送検。

このことが今後もたらす影響について、若狭勝弁護士は「今後は今回の事件も引用されていくと思う。追突、接触していなくても起訴される例は出てくると思います」と分析する。

警察は今回の書類送検に当たり、起訴を求める「厳重処分」の意見を付ける対応をとっている。

(「プライムニュース イブニング」2月27日放送より)

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