あのコンビーフ缶一新へ 70年ぶり 新容器は?

カテゴリ:ビジネス

コンビーフというと、牛のマークと独特な台形の形をしたおなじみの「ノザキのコンビーフ」。

このパッケージが、およそ70年ぶりにリニューアルされることになった。

牛のイラストでおなじみの缶詰「ノザキのコンビーフ」。

「枕缶」と呼ばれる独特な形と、付属の巻き取り鍵を使ってクルクル開けるのが特徴。

50代「たまに使いますね。必ずストックがあります。“グルグル”で手を切ったことがあります」

そのまま食べるもよし、パンやおにぎりの具にするもよし。

さらに、肉じゃがやユッケ風など、さまざまな応用も可能な便利な食材としても知られるコンビーフ。

中でも、ノザキの枕缶は、販売から2020年で70年を迎える定番中の定番。

ところが、15日午前10時、販売元は公式ツイッターで、2020年の春に枕缶の販売を終了し、パッケージをリニューアルすることを突如、発表した。

この発表は、瞬く間にネット上を駆けめぐり、「あのクルクル開けるのできなくなってしまうのか」、「またひとつ、消えゆく昭和...」などといった投稿が。

これだけなじみ深いパッケージをなぜ終了するのか。

会社を訪ね、担当者に聞くと...。

川商フーズ 食品流通部・谷口伸一常温食品グループ長「できれば現行の枕缶で継続したい気持ちは強くあったんですが、70年たちましたので、設備の老朽化の問題がありました」

枕缶の製造工程は独特で、機器のパーツ交換や修理ができないことから、泣く泣く変更せざるを得なくなったという。

では、今回のリニューアルでどんな形になるのか。

新しい容器は、おなじみの台形はそのままで、牛のマークもそのまま。

しかし開け方は、“クルクル”から”ペリペリ”へ。

より開けやすいシールタイプに変更されることに。

こうして、アルミ箔(はく)や樹脂フィルムを張り合わせたものを採用することで、密封性が高くなり、賞味期限も現在より6カ月延びるという。

また、量が多すぎるという声もあったことから、中身も100グラムから80グラムに変更。

現在の家族構成やフードロスなど、食事のあり方を考慮した。

70年ぶりのリニューアルを機に枕缶の販売は、在庫がなくなり次第終了。

新パッケージは、3月16日から販売される予定。