ゴーン被告会見どう見た? 「大げさに語っているところはあった」

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逃亡先のレバノンで、カルロス・ゴーン被告が会見を行った。

三田友梨佳アナウンサー「会見の中で、ゴーン被告は自身の事件について、西川前社長らがたくらんだと強調していました。この会見、どうご覧になりましたか」

山口揚平氏(コメンテーター ブルー・マーリン・パートナーズ株式会社代表取締役)「思った以上につまらなかったです。相変わらず、プレゼンターとしては一流で、手を交えてやったり、内容に関して言えば想定の範囲内でしたし、うそとは言わないですが、過剰に、大げさに語っているところはあったと思いますね」

三田友梨佳アナウンサー「関与した政府関係者の名前も公表する方針だと明らかにしていましたが、レバノン政府への配慮で、公表はありませんでした。そして、実は山口さん、ルノーが日産に出資する際のプロジェクトに参加したチームの一員だったということを伺ったんですけれども、そうした経験をふまえて、今回の件どうご覧になりますか」

山口揚平氏「20年前、1999年にルノーから日産に出資した時のゴーンさんというのは、若くて強かったです。最初は、コストカッターとして非常に嫌われていました。メディアも非常にたたいたんです。ただし、そのあとにコミットメントするんだとか、クロスファンクショナルチームをつくるんだとか、あるいは会社は誰のものかっていうことに対して、日本のビジネス界には大きな影響を与えた功績者とは言えますよね」

三田友梨佳アナウンサー「そんな中で、国外逃亡というのは率直にどんな印象でしたか」

山口揚平氏「これは、腹は立ちますよね。日本人としては。感情としては、日本の国民感情を逆なでする行為、当時コストカットした日産の社員を順番に切ったという時代と全く同じですよね。ただ、感情論に流されてしまってもいけないかなというふうには思いますよね。どういうことかというと、ゴーンさんの今回の会見、いまいちだと正直思うんです。内容的には。ただ、言っていることは、日本の社会システムにおいて、この司法と政府というのは、くっついているんじゃないのと。そこは離して考えないといけないんじゃないのということを突きつけてきていると思うんです。それは、三権分立の基本的な民主主義の法則にのっとれば、そこは正しいと思いますし、その部分に関しては、真摯(しんし)に受け止めるべきだと思います」

三田友梨佳アナウンサー「日本の司法制度に対しての課題はありますが、それを理由に国外逃亡は決してあってはならないことだと思います」

山口揚平氏「そうですよね、本当に。恥ずかしいことです」

会見では、ほとんどの日本のメディアを排除し、どれだけ日本の司法制度はひどいのか、自分が気の毒な境遇にあったのか訴え続けた印象があったが、この会見、国際社会はどう見たのか。