射程540km対艦ミサイル搭載可能な「中国版イージス」など中国艦3隻が対馬海峡を通過

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幅約200kmの対馬海峡を、射程540kmの対艦ミサイル搭載可能な「中国版イージス」ルーヤンIII級駆逐艦が通過した。

中国海軍ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦(撮影:海上自衛隊)

防衛省・統合幕僚監部によると、2月23日午後9時頃、海上自衛隊第14護衛隊所属「せんだい」(舞鶴)が、上対馬の東北東約110kmの海域を南西進する中国海軍ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦1隻、ジャンカイII級フリゲート2隻を確認した。

ジャンカイII級フリゲート(撮影:海上自衛隊)
ジャンカイII級フリゲート(撮影:海上自衛隊)

その後、これらの艦艇が対馬海峡を南下し、東シナ海に向けて航行したという。

なお、これらの艦艇は、2月16日(土)に対馬海峡を北上した艦艇と同一。

052D型とも呼ばれるルーヤンIII級駆逐艦は、艦橋に取り付けられたフェイズドアレイ・レーダーが米イージス艦と似ていることから、「中国版イージス」とも呼ばれている。

対馬海峡の幅は約200kmだが、この駆逐艦の垂直ミサイル発射装置(最大112発装填)には、最大射程540㎞のYJ-18超音速対艦ミサイル、最大射程120㎞とされるHHQ-9対空ミサイルが装填可能。
また、射程1500㎞以上ともいわれるCJ-10地上攻撃用巡航ミサイルも搭載可能と言われている。

 

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