新NISAは積み立て重視 変わる小額投資非課税制度

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10日は、「新NISA」です。

いまや銀行にお金を預けていても、ほとんど利息はつきません。

そこで、耳にしたことがある方も多いのではないかと思われる「NISA」。

NISAとは、「小額投資非課税制度」のことを指す。

通常、投資をすると、運用して出た利益に関しては、およそ20%の課税がされる。

しかしNISAでは、この出た運用益に対して非課税になる。

そのため、資産を作っていく一助になるとされてきていて、NISAについては、政府・与党が、税制改正大綱に新しいNISAを盛り込む方針を固めた。

現在のNISAは、主に「一般NISA」と「つみたてNISA」だが、「一般NISA」は、年間120万円を投資の限度額として、運用で得た利益が5年間非課税になる制度。

例えば、毎年120万円を投資したとすると、5年間で最大600万円が非課税になるという仕組み。

「つみたてNISA」の方は、名前の通り積み立てながら投資をするという制度だが、年間の買い付け限度は40万円。

一般と比べると、額が小さいと思いきや、これは20年間投資ができるため、最大で考えると、800万円は非課税で投資をすることができるという。

新しいNISAで何が変わるのか。

まず、「つみたてNISA」は、期限を5年間延長することになるとみられ、2042年の年末まで買い付けが可能になる方針。

大きく変わるのは「一般NISA」の方で、2024年以降は、この制度が「2階建て」になるということが検討されている。

どういうことかというと、まず比較的リスクの低い投資信託などに対象を絞った最大年20万円の積立枠があり、これまで通り株などに投資できる最大年102万円の枠となり、非課税で運用できる2階建ての部分がある。

しかし、これには条件があり、1階にあたる20万円の積立枠に投資した場合のみ、2階部分にあたる102万円の投資枠が認められるということになる。

今は1階建てなのが、2階建てになるというのが大きな違い。

(現在の制度よりも積み立てを重視してるということになる?)

条件になってくるため、そこを重視することになるが、制度を新しくすることも、将来に備えて、安定的に資産形成をしてほしいという狙いがあると思われる。

しかし投資のため、常にリスクがあり、いくら低リスクと言っても、ゼロではないし、元本も保証されない。

(政府の方針をどのように受け取ればいいのか?)

フジテレビ 風間晋解説委員「そもそもこの制度は、銀行預金を資産運用に動かしたいという、業界の意向を金融庁や財務省が後押ししたものなんですよ。だから、とてもわかりにくいんですよね。資産形成が進めば、年金制度も助かるわけで、国が助かるわけだから、税金を払わずに、老後の資金2,000万円たまります的な、そういうシンプルで思い切った制度設計とメッセージが必要かなと思いますけどね」

マーケティングアナリスト・原田曜平氏「今、若い人たちは、将来不安も高いし、若い人たちの方がキャッシュレスとか仮想通貨やってますから、NISAをやるのに適していると思うので、もっとわかりやすく若者に伝えてほしいですね」