アフガン支援の中村哲医師 銃撃され死亡 長年にわたり医療活動

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アフガニスタンで長年にわたり医療や生活環境への支援に尽力した医師の中村哲さんが4日、何者かの銃撃を受け死亡した。

福岡市のNGO(非政府組織)「ペシャワール会」の現地代表を務める医師の中村哲さんは、アフガニスタン東部ナンガルハル州ジャララバードで4日朝、宿舎からかんがい作業の現場に向かう途中で、何者かの銃撃を受けた。

中村さんは、右胸を横から撃たれたもようで、現地の病院で治療を受けたあと、首都カブール近郊にある軍用基地に搬送される前に死亡が確認された。

現地メディアは、この銃撃で、中村さんと一緒にいた運転手と警備担当者あわせて5人も死亡したと伝えている。

中村さんは、長年の活動が評価され、アフガニスタン政府から2019年、名誉市民権を授与されていて、アフガニスタン大統領府は、「わが国にとって最も偉大な友人である中村医師に対する、凶悪かつ卑劣な攻撃を強く非難する」との声明を出している。

安倍首相は、「命がけでさまざまな業績をあげ、アフガンの人々からも大変感謝を受けていた」と述べ、中村さんの突然の死を惜しんだ。

安倍首相は、「今回このような形でお亡くなりになられたことは、本当にショックですし、心からご冥福をお祈りしたいと思います」と述べた。