韓国政府 GSOMIA破棄停止し延長を発表

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韓国政府は、日韓が軍事機密を共有するための協定「GSOMIA(軍事情報包括保護協定)」について、破棄の決定をいったん停止し、延長することを発表した。

韓国政府は2019年8月、GSOMIAを破棄すると発表していたが、GSOMIA失効まで残り6時間となった22日午後6時、破棄の効力を停止し、延長すると発表した。

韓国大統領府は会見で、「わが政府は、いつでもGSOMIAの効力を終了させることができるという前提下に、8月23日に行った終了通知の効力を停止させることにした」と述べた。

また、韓国政府がGSOMIA破棄の理由としていた、日本政府による韓国向け輸出管理措置の見直しについて、日韓の対話が行われるとしている。

また、その対話が行われている間、日本の輸出管理措置見直しについてのWTO(世界貿易機関)への提訴を一時停止するという。

日本政府は、輸出管理とGSOMIAは別の話という立場だが、韓国大統領府関係者は、「輸出管理見直しの再検討という日本の努力をもとに、条件つきでGSOMIA終了の効力を停止し、WTOへの提訴も中断した」と話していて、2つの問題は関連していると説明している。

韓国の世論調査によると、GSOMIA破棄を支持する人は半数を超えていて、文在寅(ムン・ジェイン)政権は今後、韓国世論の反発を抑えるため、有利な条件で日本と合意したとアピールするとみられる。