サツマイモ15トン大量盗難 “焼き芋ブーム”の裏で...

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盗まれたのは、収穫されたサツマイモ15トン。

甘くてしっとりした食感で、人気の品種が狙われた。

寒さが身に染みるこの季節のしっとりホクホクスイーツといえば、焼き芋。

街の人「たまらないです、甘くてほくほくしていて大好きです」、「しっとり系がいいんだ」

今や、おしゃれで新感覚のおやつとして話題沸騰中。

「シードリングス大井町店」イチ押しは、ねっとりと蜜があふれるアツアツの安納芋などを冷たいアイスの上にのせた、その名も「安納芋パフェ」。

シードリングス大井町店・黒川憲二店長「飾りつけも工夫したので、ぜひ目でも楽しんでもらいたい」

そんな人気の裏で、ある事件が...。

収穫したばかりのサツマイモが、盗まれていることがわかった。

現場は、サツマイモの生産量全国2位を誇る、茨城県の大洗町。

盗まれたのは、11月16日に収穫し、1,500個の箱に詰め、コンテナの中に保管していたサツマイモ。

2日後の18日、コンテナを確認したところ、半分のおよそ750箱がなくなっていたという。

1箱が20kgなので、重さにして15トン。

総額は、およそ187万円相当にのぼる。

盗まれたのは、上品な甘さが持ち味の「紅まさり」という人気の品種。

「大倉商店足崎工場」では、売り上げのおよそ6割を、紅まさりが占めているという。

大倉商事の大倉定社長「24時間(機械を)回していても、足りないくらい売れます。しっとりとして甘いのが、お客さんには好まれていますね、今は」

関係者によると、15トンといえば、焼き芋の店が1シーズンに使うほどの量。

それほど大量のサツマイモは、いったい、どこに消えたのか。

警察によると、サツマイモの盗難は大洗町に隣接する茨城町でも発生。

やはり人気の高い、紅はるかと紅あずま、あわせて2.7トンが盗まれたという。

茨城県営業戦略部 販売流通課・郡司彰課長「(紅まさりは)茨城県が推進している焼き芋のしっとりねっとり系の芋です。今まで盗難に遭ったことがなかったものですから、ここは甘かったと思うんですけれども。今回注意喚起をいたしまして、(農家の方には)施錠するなり、そういったことを喚起していきたいと考えています」

警察は、組織的な犯行の可能性もあるとみて捜査している。