車両に合わせ扉動くミライのホームドア 全ての列車に対応

カテゴリ:テクノロジー

駅のホームからの転落を防ぐ、世界初のフルスクリーン型のホームドアとは。

するすると、スムーズに広がるドアは、JR西日本が開発を進める未来のホームドア。

筐体(きょうたい)は天井部分にあり、扉を格納する戸袋部分は、デジタルサイネージとして、列車の情報や広告を映し出す。

最大の特徴は、自由度の高い扉の開閉パターン。

車種などによって、ドアの位置や枚数が異なるが、このホームドアは、到着した列車に搭載されたICタグを読み取り、乗降口を列車に合わせて自在に調整できる。

ホームを完全に仕切るフルスクリーンでのこうしたドアは、世界で初めてだという。

もちろん、安全対策も。

駆け込み乗車をしようとすると、センサーが反応し、自動で止まる仕組みになっている。

ホームへの転落事故防止など、利用者の安全確保のため設置が進むホームドア。

費用は、これまでもホームの片側あたり5~10億円と高額なうえ、さまざまな路線が乗り入れる駅では、扉の枚数や位置が異なる全車種に対応するのは難しく、各メーカーが開発を進めている。

JR西日本・来島達夫社長は、「万博であったり、その後想定されているIR(カジノを含む統合型リゾート施設)などにめがけて。また、新しい鉄道需要ができたときに、こうしたドアというのは、非常に有用」と語った。

まだ試作段階という、このホームドア。

2023年春に開業予定の大阪・うめきた新駅での導入を目指す。

(関西テレビ)