日韓両防衛相“GSOMIA”平行線 日本政府関係者「譲歩余地なし」

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GSOMIA(日韓軍事情報包括保護協定)の失効が6日後に迫り、河野防衛相は、訪問先のタイで、韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相と会談し、破棄の決定を撤回するよう求めたが、協議は平行線に終わった。

日本政府関係者は、「日本側には韓国が求める譲歩の余地はない」と述べ、GSOMIA失効もやむなしとの認識を示した。

河野防衛相「両国の防衛当局間においても、非常に厳しい状況が続いているが...」

会談で、河野防衛相は、GSOMIAについて、「韓国側の賢明な対応」を求めた。

これに対し、韓国の鄭景斗国防相は、破棄決定は「日本側の輸出規制措置にともなう避けられない選択」だったとして、日本側に「前向きな変化」を求め、およそ40分間の会談は平行線に終わった。

このあと日米韓の会談で、アメリカのエスパー国防長官も再考を求めたが、GSOMIAは、23日午前0時に失効する公算が強まっている。

一方、米韓の国防相は、11月に実施予定だった合同軍事演習を延期すると発表し、非核化をめぐる米朝の実務者協議が再開する可能性が出てきた。