「大嘗祭」夜通し行われる「秘儀」とは 令和の安寧祈られる

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天皇陛下の即位にともなって行われる皇室行事「大嘗祭(だいじょうさい)」。

その中心的な儀式「大嘗宮の儀」が皇居・東御苑で始まった。

皇位継承にともない行われる、一世一代の重要祭祀(さいし)「大嘗祭」。

その中心的な儀式「大嘗宮の儀」が、14日午後6時半前から皇居・東御苑に建てられた大嘗宮で行われた。

ほのかな明かりの中、御祭服と呼ばれる最も格式の高い白い装束に身を包み、姿を見せられた天皇陛下。

身支度を整える「廻立殿」を出たあと、大嘗宮の東側、東日本を意味する「悠紀殿」と呼ばれる建物に入り、五穀豊穣や国の安寧を祈られる。

あとには、皇位継承順位一位の皇嗣・秋篠宮さま。

陛下は多くの侍従に囲まれながら、ゆっくりと歩を進められた。

そして、続いて姿を見せられたのは、皇后・雅子さま。

お召しになっているのは、純白の十二単。

皇后さまは、悠紀殿の近くにある「帳殿」と呼ばれる建物に向かい、そこで拝礼。

拝礼を終えると、再び廻立殿へと戻られる。

悠紀殿に到着された天皇陛下。

この中で行われる“門外不出の秘儀”とは、いったいどんな儀式なのか。

部屋の中央には、天照大神のための「寝座」。

陛下は、「御座」と呼ばれる場所に伊勢神宮の方を向いて座られる。

ここで陛下は、一回り大きな「神座」と向かい合う形に。

そして、「采女(うねめ)」と呼ばれる介添え役の女性などの手伝いを受けながら、食べ物を竹の箸でカシワの葉でできた皿に盛りつけ、神前に供える。

その後、拝礼し五穀豊穣などを祈る「御告文(おつげぶみ)」を読み上げたあと、最後に、陛下自らが神前にお供えしたものを口にする「直会(なおらい)」が行われる。

およそ3時間にわたる儀式を終え、悠紀殿をあとにされた陛下。

このあと、廻立殿に戻られ、午前0時半ごろから大嘗宮の西側、西日本を意味する「主基殿」で同様の儀式が行われる。

「大嘗宮の儀」には、皇族方のほか、三権の長や国会議員など510人が参列。

儀式は午前3時半ごろまで続く予定。