カンボジア野党指導者 搭乗拒否で帰国できず

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カンボジアのフン・セン首相の政敵で、フランスに事実上の亡命をしていた野党の指導者が、11月9日の独立記念日に帰国すると宣言していたが、7日、パリで飛行機への搭乗を拒否された。

カンボジアの野党指導者のサム・レンシー氏は、「母国に帰れなかった...とてもショックだ。国民は、わたしを待っているのに...」と述べた。

現在、解党されている野党「救国党」前党首のサム・レンシー氏は、フン・セン首相の政敵で、2015年に名誉毀損(きそん)の疑いで逮捕状が出て以来、フランスで、事実上の亡命生活を送っている。

レンシー氏は、フン・セン政権を「独裁政権」と呼び、「民主主義を取り戻す」として、独立記念日の9日に帰国すると宣言していたが、7日、経由地のタイの政府が入国を拒否したとみられ、飛行機に搭乗できなかった。

レンシー氏は、別の帰国手段を探すとしているが、クーデターを警戒するフン・セン首相は、相次いで野党関係者を逮捕し、けん制している。