台風で被災の温泉地「箱根」 別世界 黄金に染まるススキ

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山が色づき始めた人気の温泉地、神奈川県の箱根町。

10月の台風19号では、観測史上最多の雨が降った。

あれから、まもなく1カ月。

一部の歩道は、今も通行止め。

箱根登山鉄道も、一部区間で運転を見合わせている。

台風の爪痕が残るこの町で、いつもどおりの秋が広がる場所があった。

ススキが見ごろを迎えた「仙石原ススキ草原」。

実は、この場所も、台風の被害を受けていた。

遊歩道は、700メートルにわたってえぐられ、一時立ち入り禁止となっていた。

ススキの見ごろに間に合わせようと、急ピッチで遊歩道を整備。

10月29日から、一部区間が再開し、ススキを間近で見られるようになった。

観光客は、「上まで全部ススキなので、迫力があってきれいでした」と話した。

少しずつ観光の街を取り戻す箱根。

被害を受けた温泉施設でも、独自のおもてなしで観光客を迎えていた。

人気の温泉地、神奈川・箱根町にある温泉施設。

台風19号で、源泉のある大涌谷は、土砂崩れが発生。

温泉の供給設備が破損し、今も57軒の旅館とホテルへの温泉の供給がストップしている。

レジーナリゾート箱根仙石原・秋元礼美さんは、「本来は温泉をご提供しているんですが、このように沸かし湯になっていて、温泉の提供ができない状態になっています。今月の中旬には、温泉が提供できるという話ではあるのですが、この間は、(料金の)割引で対応しています」と話した。

温泉の供給再開の見通しは、11月中旬のなるべく早い時期だという。