日韓首脳が“10分間会話” 双方の温度差 鮮明に...

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ASEAN(東南アジア諸国連合)の会議に出席するため、タイを訪問中の安倍首相は4日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と短時間言葉を交わした。

10を超える首脳会談をこなす中、注目を集めたのが韓国との接触だが、およそ10分という短時間で、双方の立場の違いが浮き彫りとなる結果になった。

安倍首相と文大統領は、ASEANと日中韓による首脳会議に先立ち、控室でいすに座り、およそ10分間、言葉を交わした。

韓国大統領府、コ・ミンジョン報道官は「韓日両国の懸案は、対話を通じて解決しなければならないという原則を再確認しました」と述べた。

韓国側は、対話による解決を再確認したと発表する一方、日本政府は元徴用工訴訟をめぐり、「わが国の原則的立場をしっかりと伝達した」としていて、双方の温度差があらためて鮮明になった。

夜に開かれた別の会合でも、隣り合った2人は冒頭握手を交わしたが、その後は会話したり、目を合わせることはなかった。

中国との関係では、2020年春の習近平国家主席の来日を控え、改善基調が続いているだけに、日韓両国の関係の冷え込みがより強調された形ともいえそう。