英議会 EU離脱案採決見送り 超党派議員が動議提出で

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EU(ヨーロッパ連合)からの離脱期日が10月末に迫る中、イギリス議会は、19日に予定していた離脱案の採決を見送った。

ジョンソン首相は19日に離脱案を可決させ、期限通り、10月末にEUから離脱することを目指していた。

しかし、下院の審議で超党派の議員が離脱案の採決を保留する動議を提出し、可決されたため、採決は見送られた。

これによってジョンソン首相は、野党主導で9月に成立した法律に基づき、10月末の離脱期日を2020年1月末まで延長するよう、EUに要請しなくてはならなくなったが、依然として、離脱を延期しない考えを強調している。

ジョンソン首相は、「議長、わたしの方針は変わらず、延期もしない。10月31日に離脱するため、できること全てを行っていく」と述べた。

19日は、ロンドン中心部で、強硬な離脱に反対する市民が大規模な抗議デモを行い、採決見送りを歓迎したうえで、2度目の国民投票を求めた。

今後も議論は紛糾するとみられる。