低コスト・スピード展開 “次世代テーマパーク”とは

カテゴリ:ビジネス

働く人に役立つプラスαな考え方に注目する「αism」。

急成長する次世代型のテーマパークに、今、熱い視線が注がれている。

VR技術を応用した「デジタル落書き」に、AR技術を使った「AR砂場」など、最新デジタル技術を駆使したアトラクションが並ぶ次世代型テーマパーク。

オープンからわずか1年で、6店舗展開という急成長の訳とは。

子ども向け屋内型テーマパーク「リトルプラネット」。

子どもが夢中になっているのは、画像解析技術を活用したアトラクション。

好きに乗り物の絵を描いてスキャンすると、オリジナルの乗り物が3Dになって画面上に登場。

形や色を自動で判別して、乗り物のスピードや動きが変化。

自分の書いた乗り物でレースをすることができる、人気のアトラクション。

そんなデジタルアトラクションの特徴は。

プレースホルダ・後藤貴史代表取締役CEOは、「今週は車のレースゲームですが、来週は紙相撲のアトラクション。毎週違う遊びができるように」と話す。

アトラクションの内容を入れ替えたり、アップデートが比較的簡単に行える。

また、後藤代表取締役CEOは、「中身をいろいろと入れ替えていける映像が大半になるので、可変性の高さや、次に来たときにまた違う世界観になるのがメリットの一つ」と話した。

センサーで人の動きを感知し、床に投影された落ち葉で遊べるアトラクション。

ハロウィーンやクリスマスなど、季節に合わせて映像を変化させることで、来るたびに違う感動が味わえる。

後藤代表取締役CEOは、「物理的にモノを作ったり、施工したりということが(一般的なテーマパークは)すごく多いが、リトルプラネットは、そういうところは最小限に、映像の投影や、映像を組み合わせることでいろいろな変化を起こしたり、本物に近いものを作れるようなことをやっているので、それが可変性の高さや開発のスピードにつながる」と話した。

リトルプラネットでは、1つのアトラクションを3カ月から半年程度で完成させるという。

さらに、デジタルが占める部分が多いため、コストもあまりかからない。

こうしたことが、1年で6店舗オープンというスピード展開を実現させた。

そんなデジタルアトラクションに、各地のテーマパークも今、注目。

テーマパーク業界で、デジタル活用の動きが活発化している。

後藤代表取締役CEOは、「今までは、どうしても物理的なモノを作らないと実現できなかったような世界観やモノを、映像やCGに置き換えることで、どんどん新しいものを生み出していけるという意味では、すごく注目度の高い技術で、これからもどんどん浸透していくのでは」と話した。