拡散する客による不適切動画…間違った情報を広めた人にも責任が?

カテゴリ:国内

  • 客による迷惑動画が増加
  • すたみな太郎は「我々のお店と違う」と断言
  • 間違った店名を拡散させたSNS利用者にも責任が及ぶ可能性

次々と発覚する飲食店やコンビニでの不適切動画。

これまでアルバイト店員による動画が数多く拡散していたが、最近は客による迷惑動画が増えている。

「スシロー」や「はま寿司」でも被害

まず、人気回転寿司チェーン「スシロー」での客による不適切動画。

店内で寿司が回るレーンを撮影した動画だが、レーンを流れてきたケーキとその次の皿には男性とみられる顔写真があった。

この動画について店舗を運営する「あきんどスシロー」の担当者に取材すると、「店舗は特定できていて、すでに警察に通報している」という。今後は、店頭に貼り紙をするなど注意喚起をしていくという。

続いては、「はま寿司」で撮影された動画。

「はま寿司」では全皿ワサビ抜きで寿司を提供しているが、動画の人物は流れてきた寿司のネタを素手でめくり、そこに何度もワサビを塗っていた。

この行為に対し、「当社は当該行為が行われた店舗を特定したうえで、警察にも被害を申告しており、今後は警察の捜査に全面的に協力してまいります」と12日に声明を発表した。

「すたみな太郎」は風評被害で売上減少

そんな中、ある焼き肉店では女性客による信じがたい迷惑行為の数々が動画で撮影され、拡散された。

ジョッキに入った大量の飲み物を氷ごと肉を焼く網に流し込んだり、他の客も利用する容器から直にタレを口に含むと、その網の上に吐き出した。また、別のシーンでは乾杯で強めにジョッキをぶつけたことでジョッキが破損、飲み物がテーブルに広がるが、笑い声からは楽しんでいるようにも見える。

さらに、この後思わぬとばっちりを受けた企業が。SNSではこの動画の店舗が人気バイキングチェーン「すたみな太郎」であると書かれ、拡散された。

しかし、「すたみな太郎」を運営する「江戸一」の都村毅社長はフジテレビの番組の取材に対して「明らかに我々のお店と違うと断言できます。3連休は我々にとってかき入れ時でした。5%~10%くらい、もっと売れるはずだったと思っています」と風評被害で売り上げが減少したと話した。

一方、実際に動画が撮影された店舗もフジテレビの番組の取材に対して、「本当にひどい。うちとしても困っています。この件については現在、警察と弁護士に相談を進めています」と怒りをあらわにした。

民事訴訟に詳しい黒嵜隆弁護士によると、間違った店名を拡散させたSNS利用者にも責任が及ぶ可能性があると指摘する。黒嵜弁護士は「嘘の事実を拡散することによって、やはり同じような企業にとっての損害が発生するため、責任を負うことになると思います」とした。

また、風評被害を受けた「すたみな太郎」運営会社の都村社長もフジテレビの取材に対して、「ネットに拡散させた方も名誉棄損になると思います。今後の対応策は弁護士と相談しています」とコメントしている。

(「めざましテレビ」2月15日放送分より)

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