“災害”でキャンピングカー注目 「いざ」という時の“アウトドア”

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バーベキューやグランピングといったアウトドアが、今、大ブームとなっているが、楽しむだけではなく、災害に備えることもできる、最新のアウトドア事情を取材した。

千葉市の幕張メッセで開催されている「カートラジャパン2019」。

「車と旅」をテーマにした、日本最大級のイベント。

中でも人気なのは、ずらりと展示された「キャンピングカー」。

ただ、今回注目されたのは「キャンプをするための車」としてだけではない。

千葉市から来た人「(台風15号の際)うちも停電していたので、ずっと車の中で生活していた」

成田市から来た人「今回、停電で車中泊をしている人が、わたしの回りにもたくさんいた」

地震や台風などの自然災害が相次ぐ中、キャンピングカーは、災害時の緊急避難場所として関心が高まっている。

台風15号の影響で、今も一部の地域で停電が続く千葉県内では、キャンピングカーで夜を明かす人もいた。

電子レンジやエアコンなどがついていて、さらに、浴槽があるキャンピングカーも。

浴槽つきの車は、屋根一面にソーラーパネルがついていて、発電機がいらないうえに、一般的なキャンピングカーと比べて、バッテリーの持ちが4倍だという。

携帯電話などの充電はもちろん、エアコンをつけたままでも、3日間は過ごせる。

「トイレカー」は、緊急時に被災地などで使用するため、1回に流す水の量を少なく抑えていて、断水した地域などで活躍している。

またアウトドアグッズも、防災仕様に進化している。

一見、普通のかばんに見えるが、広げると「ソーラーパネル」になる。

ソーラーパネルは持ち運びが可能で、蓄電池につなぐことで、最大8時間分の充電ができる。

また、車の上に装着するタイプの「テント」も。

横になって寝ることができるため、車中泊によるエコノミー症候群の予防に役立つという。

これらの商品は、千葉県での停電発生以降、問い合わせが増えている。

いざという時に備える。

アウトドアには、今後、楽しむ以外の役割にも期待が持たれている。