刺殺警察官の遺族が手記「夫を返して」 大学生に刺され...事件から1年

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宮城・仙台市の交番で警察官が大学生の男に刃物で刺されて死亡した事件から、19日で1年。

遺族が手記を寄せ、つらい胸の内を明かした。

亡くなった清野警部補の父親の手記

「日がたつにつれて、思いが安らぐことはなく、ただ、息子への思いが強くなるだけです。せめて再発防止を、わたしたちと同じ思いをする人たちがいなくなることを望みます」

1年前の19日午前4時、閑静な住宅街にある東仙台交番で事件は起きた。

この事件は、2019年9月19日午前4時すぎ、仙台市宮城野区の東仙台交番で、勤務中の清野裕彰警部補(当時 巡査長 33)が、刃渡り20cmの包丁で刺され、死亡したもの。

清野巡査長を刺したとされる当時21歳の大学生の男は、別の警察官に拳銃で撃たれ、死亡。

容疑者死亡のまま、殺人の疑いで書類送検され、2018年12月、不起訴処分となった。

清野警部補の妻も、手記の中で「9月19日は、わたしたち夫婦の3回目の結婚記念日でした」。

また事件後、県内すべての交番に防犯カメラが設置されるなど、再発防止策が施されたが、「夫の死が無駄にならずに良かったとは、まだとても言えません」など、現在の心境をつづった。

(仙台放送)