停電でニワトリ死に卵に打撃 出荷減り値上がり

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台風15号の影響は、「物価の優等生」とも言われる卵の価格にも及んでいる。

東京市場の卵の取引価格の推移を表すグラフだが、台風15号の前は、1kgあたり160円だったものが、18日には195円と、およそ2割も上昇している。

千葉県の卵生産量は、2018年に全国3位で、今後の値上がりが心配されている。

千葉・匝瑳市にある養鶏場「サンファーム」では、25万羽余りの鶏を飼育していたが、停電で大型ファンがストップし、暑さで3万2,000羽が死んでしまった。

停電は3日間で復旧したが、生き残った鶏も、安定して卵を産めなくなってしまったという。

サンファーム・林共和取締役は、「光があって、水が飲めて、餌が食べられる。同じリズムが崩されてしまうと、鶏にとってものすごくストレス」と話した。

出荷量は、台風前に比べ、およそ2割減り、元の状態に戻るまでには、最低でも2年はかかる見込みだという。

千葉県内では、停電が続いている養鶏場もあるということで、さらに多くの鶏が死ぬおそれもあり、国などの支援を訴えている。