坂東玉三郎氏ら6人受賞 第31回世界文化賞

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芸術・文化の分野で優れた功績を挙げた人に贈られる高松宮殿下記念世界文化賞の受賞者が決まった。

演劇・映像部門は、現代の歌舞伎を代表する女形、坂東玉三郎さん(日本)。

歌舞伎の出演に並行し、舞踊家、演出家、映画監督としても活躍。

2012年には、人間国宝に認定された。

絵画部門は、ウィリアム・ケントリッジさん(南アフリカ)。

「動くドローイング」とも呼ばれる、ドローイングをコマ撮りした作品で世界的な注目を集め、2009年には、日本でも大規模な展覧会を開いた。

彫刻部門は、モナ・ハトゥムさん(イギリス)。

パレスチナ人の両親のもと、レバノンで生まれ育ち、1975年からロンドンを中心に芸術活動を続けている。

2017年に現代美術を通して世界平和を訴える広島賞を受賞した。

建築部門は、夫婦で建築家として活躍する、トッド・ウィリアムズさんとビリー・ツィンさん(アメリカ)。

美術館や教育・研究施設を多く手がけ、2016年には、オバマ大統領センターの設計者に選ばれて注目を集めた。

音楽部門は、バイオリニストのアンネ=ゾフィー・ムターさん(ドイツ)。

伝説的指揮者、ヘルベルト・フォン・カラヤンさんに見いだされ、14歳でデビュー。

傑出した演奏技術と表現力で世界を魅了するバイオリンの女王。

若手芸術家奨励制度には、フィルハーモニー・ド・パリが運営する音楽教育プログラム「デモス」が選ばれた。

7歳から12歳を対象に、無料で楽器を貸し出してレッスンを行い、音楽を通じて子どもの育成に取り組んでいる。

31回目となる2019年の受賞者発表は、世界6都市で行われ、パリでは「若手芸術家奨励制度」に選ばれた「デモス」が表彰された。

授賞式は、10月16日、東京の明治記念館で行われる。