カメラ強化 新型iPhone発表 低価格も...戦略に変化

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新型の「iPhone 11」シリーズを発表。

最低価格を値下げして、現状打開を図る。

ティム・クックCEO(最高経営責任者)「洗練された技術で限界を超え、すばらしい製品を生み出せた」

アメリカのアップルが発表したのは、「iPhone 11」や、「iPhone 11 Pro」など3つの新機種。

iPhone 11 Proの大きな特徴の1つが、カメラのレンズが3つになったこと。

超広角のレンズが搭載された。

さらに、望遠レンズが付いたほか、暗い場所での画質を向上させるなど、高画質な写真や動画をより手軽に撮影できる。

日本では9月20日から販売開始の予定。

2018年発売の機種と比べて、上位モデルの価格は据え置かれたものの、最も安いものは、1万円以上安い、7万4,800円(税抜き)に設定され、選択の幅が広がった。

iPhoneの売り上げは、米中貿易摩擦のあおりも受けて減少していて、新シリーズ投入で現状を打開できるかが注目される

(今回の新商品新サービスの発表会。ボストン コンサルティング グループ 森田章氏はどんなところに注目した?)

アップルは、新型のiPhoneを出すたびに価格を上げてきたわけですが、今回は低価格路線にかじを切った、ここが非常に興味深いと思っています。

(とは言ってもまだ高いと思いますが、あえて低価格路線にかじを切ったその背景は何がある?)

やはり、iPhoneの販売台数の不振があると思います。

スマホ全体として普及が一巡してきている中で、相対的に価格の高いアップルのシェアが下がってきているということがあると思うんですね。

(一方で、ゲームや動画の定額配信の開始時期も発表したが、ソフト面、ハード面以外の充実も打ち出している)

ソフトの方も低価格路線ということで、価格破壊とも呼べるような値段をつけてきていますが、その背景というのは、こちらだと思います。

例えば、父親だけがiPhoneユーザーの6人家族がいたとします。

アップルにとって、ネットで配信するソフトというものは、ユーザーが増えてもコストがあまり変わらないということがあります。

そこで今回、新しいサービスの中では、ゲームは家族6人まで定額にしているということです。

これによって、家族で遊ぶ機会を増やして、低価格のハードを売っていこうという狙いがあるのではないかと思います。

今回、新たにリリースするiPhone 11も、低価格に抑えることによって、多くのユーザーに使ってもらうという狙いがあるということです。

これまでは、驚くような新たな機能でユーザーを増やしてきたが、iPhone 11はアップルの戦略の転換点となるのかもしれない。