脳死の母 起こした奇跡 117日間 赤ちゃん無事出産

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27歳の女性が脳死状態となってから、4カ月後に女の子を出産。

奇跡を支えたのは、家族たちのサポートだった。

元気な産声とともに生まれた赤ちゃん。

母親は、脳死状態となった27歳の女性だった。

奇跡的な出産までの117日間。

そこには、脳死状態の母親とともに、愛情を注ぎ続けた家族や看護師の支えがあった。

脳死状態の母親から生まれた赤ちゃん。

奇跡のようなこの出来事は、チェコで起きた。

27歳の母親は、妊娠16週目の2019年4月に、脳出血を起こして脳死判定を受けた。

女性には、心臓や肺などを人工的に動かす延命治療が続けられ、元気な赤ちゃんが育つよう、家族や看護師らは献身的に支え続けた。

母親の手に、ぬいぐるみを握らせる看護師。

さらに、赤ちゃんの成長のために、寝たきり状態である母親の足を動かし、血行を良くしたり、祖母がおとぎ話を読んで聞かせるなど、たっぷりの愛情が117日間にわたって注がれた。

そして、妊娠34週目を迎えた8月。

帝王切開で、体重2,130グラム、身長42cmの女の子が生まれた。

病院の会見「これは、家族全員が一致団結した結果です。家族の協力がなければ、このような結果にはならなかったでしょう」

娘の出産後、母親は家族らにみとられ、延命治療は終わった。

母から子への命のバトン。

小さな赤ちゃんの産声が、わたしたちにその尊さを教えてくれている。