香港 空港占拠で全便欠航から一夜 お盆休み直撃 旅行者足止め

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日本時間13日午後3時ごろに撮影された、香港国際空港の映像。

いったん、少なくなりかけた抗議の人たち、座り込みの人たちも、また集まり始めているもよう。

この混乱、いつまで続くのか。

年間7,400万人以上が利用する巨大なハブ空港、香港国際空港では、13日も欠航が相次ぎ、影響は日本人にも及んだ。

「きのうの(航空便が)キャンセルになったので、違う便を何回も取り直して...、それもキャンセルになった」

「早く終わってもらいたい」

相次ぐ欠航の理由は、デモ隊による空港の占拠。

中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案をめぐる抗議活動。

空港でプラカードを掲げたり、デモの理由を示したチラシを配る抗議活動を受け、航空当局は12日、夕方以降のほぼ全便の運航をキャンセル。

その数は、230便以上にのぼった。

影響は、日本から現地に向かおうとしていた乗客にも。

「空港が、まさか封鎖されるとは思ってなかった。ネットニュースを見たりして、逐一判断していこうかと」

お盆シーズンの羽田空港や成田空港では13日、乗るはずだった便が欠航となり、途方に暮れる乗客があふれていた。

2人組の日本人女性も、搭乗予定の便がキャンセルされ、次の便が見つからない。

香港に短期留学する日本人「(どの便に乗るはずだった?)朝の9時15分発の便」、「できるだけ早く行きたいので、見つかったらそれに乗るつもりだったが、早くて15日の朝(と言われた)」、「(留学やめようとかは?)ないです」

諦められず、航空会社のカウンターで粘る2人。

すると...。

香港に短期留学する日本人「取れた! 取れました。10時からなので、もう今から乗ります」、「うれしい、奇跡。急いで行ってきま~す」

香港国際空港でのデモは13日も続き、SNSでの呼びかけに応じ、午後になると、デモ隊は13日も空港ロビーに集結。

やがて、シュプレヒコールを繰り返しながら、出発ゲート前に移動し、抗議活動を始めた。

デモ収束の見通しが立たない状況に、香港政府トップの林鄭月娥行政長官は13日、「デモ隊は、自由と正義の名のもとに違法な破壊行為をし、香港の法治を破壊している」と厳しく非難した。