デモ隊占拠で香港空港全便欠航 日本人旅行客にも影響

カテゴリ:ワールド

夏休みの香港観光を直撃。

デモ隊が、国際空港を占拠し、12日夕方以降のフライトが全て取り消された。

香港国際空港の到着ロビーを占拠する、黒いTシャツ姿のデモ参加者たち。

いわゆる逃亡犯条例の改正案をめぐり、政府に対する抗議デモが続く香港。

デモ隊が空港を占拠した影響で、空港当局は、日本行きを含む12日夕方以降の全てのフライトを取り消した。

現地メディアは、当局の発表として、出発便180便以上がキャンセルとしている。

空港当局は、明朝からの運航再開を目指すとしている。

利用客は、「フライトがキャンセルされて、わたしたちは本当にイライラしている」と話した。

香港便キャンセルの影響は、お盆休み真っただ中の日本人旅行客にも。

香港便の利用者は、「あした、香港で乗り継ぎだったので、乗り継げない。もう、旅行全部キャンセル。国内旅行に変えます」と話した。

また、香港に向けて飛び立ったものの、途中で引き返す便も。

利用者(留学のため香港へ)は、「香港に行けないみたいなことをアナウンスされて、1回、福岡空港に行きそうになったけど、それもダメになって、成田に帰って来ました。(きょう行けなくて大丈夫?)ちょっと、やばいかもしれないです」と話した。

今回の異例のフライト取り消しをめぐっては、一部の現地メディアが、「現地警察が、空港内のデモ隊を排除するため、催涙弾の準備を進めている」との見方も報じたが、これまでのところ、そうした動きは見られない。

一方、中国政府は、記者会見を開き、「過激なデモ参加者が、警官を攻撃した。重大な犯罪であり、テロリズムの兆候が出始めている」と非難した。

空港内のデモ隊は、いったん減っているが、13日もまた、大勢が集まる可能性もあり、空港運用への影響が見通せない状況となっている。