大手チェーン“代替肉バーガー”を全米展開 スーパーでも...市場拡大

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アメリカで広がる代替肉市場。

日本にも普及するのか。

アメリカの大手バーガーチェーン「バーガーキング」が、8日から全米およそ7,000店舗で販売を始めた新メニュー。

その名も「インポッシブル・ワッパー」。

見た目はごく普通のハンバーガーだが、パティに使っているのは牛肉などではなく、植物由来の材料を使ったいわゆる“代替肉”。

大豆を主な原料としている「インポッシブル・ワッパー」。

普通のハンバーガーと比べても、見た目はほぼ変わらず、牛肉特有の風味や色合いは、大豆から取れる「レグヘモグロビン」という成分を使って出している。

価格は、従来のハンバーガーに比べて、100円以上高いというが、お客さんの反応は。

食べた人は、「私は好きですよ。“肉じゃない”とはわからない。ファストフード店はよく行くけれど、こういうヘルシーなものが食べられるのはいい」、「普段はあまり来ないが、きょうは発売日だから試してみようと思って...。ベジタリアンではないが、環境への影響は真剣に考えないといけない」などと話した。

健康志向の高まりなどで、急速に需要が増えているという代替肉。

アメリカの大手金融機関「バークレイズ」によると、世界の代替肉市場は、10年後には、今の10倍のおよそ15兆円規模に達し、食肉市場のおよそ1割を占めるまでになるという。

ニューヨーク市内のスーパーマーケット「FAIRWAY」で、精肉コーナーのすぐ横で販売されているのは、エンドウ豆を原料とした代替肉。

赤い色合いは「ビーツ」という野菜の成分で出していて、見た目は、まさに肉そのもの。

この代替肉を開発・製造している「ビヨンド・ミート社」は、2019年5月の上場後、短期間で株価が急騰した。

高まる人気に、アメリカ食肉大手の「タイソン・フーズ」も、9月末までに“代替肉市場”に参入することを表明。

さらに、ハンバーガーチェーン最大手の「マクドナルド」も、今後ドイツなどで代替肉を使ったメニューを試験的に販売することを発表している。

食品業界が熱い視線を注ぐ代替肉。

今後も、ますます注目を集めそう。