「暴力はうそ」父親が書かせた文書を児相に提示…その後、心愛さんは一時保護解除されていた

  • 母親は「自分が暴行うけないため」と供述
  • 女児は児相に一時保護されたのにその後解除
  • 父親が「暴力はうそ」と女児に書かせていたことが発覚

「娘が暴行をうければ自分は暴行されないで済むと思った」

5日朝、死亡した10歳女児の母親、栗原なぎさ(31)容疑者が検察に身柄を送られた。

なぜ、夫による娘への暴行を止めなかったのか。

「娘が夫から暴行を受うければ、自分は暴行をされないですむと思った」
栗原なぎさ容疑者はこう供述した。

千葉県野田市で、小学4年の栗原心愛(10)さんが虐待を受けた後に死亡し、両親が相次いで逮捕された事件。

今日新たに、事態に関わっていた柏児童相談所の不適切な対応が、明らかになった。

一時保護されたのに…

「お父さんにぼう力を受けています。夜中に起こされたり、起きているときにけられたりたたかれたりされています。先生、どうにかできませんか」

2017年11月、学校に対して、“父親からの暴力”を訴えた心愛さん。

これをキッカケに、児童相談所は心愛さんを一時保護。その後、一時保護は解除され、親族宅に預けられることになった。

そして、3か月後の2018年3月上旬“親子関係が改善した”と判断された心愛さんは、父親の住む自宅に戻った。

「暴力はうそ」は父親が書かせたものだった

しかし、この自宅に戻る直前、父・勇一郎容疑者が、心愛さんに書かせたとする書面を児童相談所に提示していたというのだ。
勇一郎容疑者は「父からの暴力はうそ」などと記した文書を、2018年2月、児童相談所の職員に提示。

児童相談所側は、その書面が心愛さんが書いたものか確認をしないまま、自宅に戻す決定を下し、心愛さんを親族宅から父親の住む自宅に帰したという

しかし、その後、面会した心愛さんが「父親に書かされた」と打ち明けたことから児童相談所側は事態を把握した。

先月下旬に開かれた会見で児童相談所側は父親に書かされた文書について明らかにしていなかった。

(「プライムニュース イブニング」 2019年2月5日放送分より)

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