出演作品は130本以上…新井浩文容疑者逮捕による損害賠償はどれくらい?

  • 出張マッサージの女性従業員に性的暴行をした疑いで逮捕された
  • ツイッターにはお酒、麻雀、パチンコにまつわる投稿も
  • 出演映画は公開延期や放送を差し替えるなど波紋が広がる

2018年7月、自宅で出張マッサージの女性従業員に性的暴行をした疑いで、2月1日に逮捕された俳優の新井浩文、本名・朴慶培容疑者。

サンケイスポーツによると、親交のある俳優・ムロツヨシさんは、新井容疑者の名前は出さなかったものの「この時に、呟かないような関係ではないんです。目を見て、悪いことをしたと言ったら、思いっきり叱ります、嫌という程、叱ります」とツイート。

共演経験のあるビートたけしさんも出演した番組で「いい役者なのにね。裏でそんなことしているとは全然分からなかった」と話すなど、芸能界でも新井容疑者の逮捕に衝撃が走った。

自分の居場所は「映画の現場」「ギャンブル」

1979年に青森県で生まれた新井容疑者は、高校を中退した後に上京し、俳優を志した。

2001年に映画『GO』でデビューすると、翌年に出演した映画『青い春』で高崎映画祭の最優秀新人男優賞を受賞する。また、韓国籍であることも公表した。

2005年の主演作『ゲルマニウムの夜』で、ソウル映画祭に招かれた時には「韓国映画で日本語を話す俳優が必要ならば、韓国映画に出演する意思がある。次に韓国に来る時には、ひと回り成長した俳優として韓国人と会いたい」と話していた。

さらに、2016年には日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。

2018年1月には「オリジナル映画が通りにくいという映画界の現状があって、今の映画は“何十万部の原作です”って多いじゃないですか。その中でオリジナルとなると、こういう作品に客が入らないと撮りづらくなる」と映画への熱い思いも語っていた。

2014年の映画の舞台挨拶で、“自分の居場所”について聞かれた新井容疑者は「本気で答えるなら“映画の現場”が一番好きです。(本気じゃないなら)ギャンブルですね」と明かしている。

新井容疑者のツイッターには、お酒や麻雀、パチンコにまつわる数多くの投稿がされていた。

長年にわたり新井容疑者が通う飲食店のスタッフは「酒癖が悪いなんてとんでもない。4~5人で来ても、自分で最後までまとめてきとんとお支払いして帰りますから。口数は少ないけどいい青年」と話した。

一方で、スポーツニッポンによると「深酒すると言葉遣いが強くなってオラオラ系になる」という知人の証言を掲載している。

損害賠償はいくらになるのか?

そんな新井容疑者がもう一つ好きだったのが、マッサージ。新井容疑者のツイッターには「パチンコ勝ったからマッサージいこっ!」や「マッサージ呼ぶなら女性にして下さい。がっかりですよ」といった投稿がされていた。

そのマッサージをめぐって逮捕された新井容疑者。

これまで130本もの作品に出演し、出演映画の公開延期や放送差し替えなど波紋が広がる中で、その被害総額はいくらになるのだろうか。

初夏に公開予定だった映画『台風家族』は、公開延期が決定。また映画『善悪の屑』は、予定されていた年内の公開について対応を協議中だという。

一方、テレビや衛星放送で予定されていた出演映画やドラマは相次いで放送中止や番組の差し替えが行われ、有料動画サービスでも作品の販売が停止されている。

損害賠償に詳しいレイ法律事務所の河西邦剛弁護士は「未公開の撮り直しが不可能な映画が2本、それぞれ1億円以上の損害賠償が十分に考えられます。それ以外にCMが継続利用できないと数百万から1千万円程度。さらに、ドラマであったり配信や再放送ができなくなるため、1本あたり数十万か数百万円単位と考えると、トータル1~4億円くらいまでは考えられます」と話した。

また、河西弁護士によると、新井容疑者が起訴されるかがポイントで、不起訴となった場合は損害賠償が発生しない可能性もあるとした。

(「めざましテレビ」2月4日放送分より)

めざましテレビの他の記事