スシロー 省力化実現の次世代店舗 退店まで全てセルフ

カテゴリ:ビジネス

回転ずし業界最大手のスシローが、人手不足を乗り越える次世代型店舗を開発。

その先にある狙いとは。

回転ずしチェーン大手の「あきんどスシロー」が、26日にリニューアルオープンする次世代型店舗。

この店では、最新技術を駆使して、徹底した省力化が進められている。

店内に入って、まず目に入るのが、大きめのロッカー。

インターネット上で精算し終えた商品は、QRコードにかざすだけで、レジに並ばずに、簡単に持ち帰ることができる。

さらに、会計のときには、タッチパネルの呼び出しボタンをタップするだけ。

従業員がお皿を数えることもなく、15秒ほどで料金が計算された。

その秘密は、回転レーンの上にあるカメラ。

お客がレーンから皿を取ると、画像認識技術で、皿の枚数や種類を自動で認知する仕組み。

支払いもセルフレジで完了と、入店から退店まで、従業員に頼ることなく利用できる、次世代型店舗。

導入の背景にあったのは、人手不足の問題。

スシローグローバルホールディングス・新居耕平取締役執行役員は、「人手不足がすごく深刻化していて、会計時のレジ前の混雑。特に繁忙期は、お持ち帰りとレジの両方で、すごく混雑があって、客にとってのストレスを軽減する中で、店での体験価値を向上していきたい」と話した。

利用客のストレスを軽減し、従業員の省力化も狙う次世代型店舗。

専門家は、回転ずし業界の競争が激化する中で、都心部への進出が狙いとみる。

店舗経営コンサルタント・佐藤昌司さんは、「郊外に関しては、やや飽和気味になってきてるので、新たな成長を実現するために、手薄になっている都心部を攻めるという狙いはあると思う。低価格で提供するには、ローコストオペレーション。コストをできるだけ低く抑えて出店しなければならないので、家賃が高い都心だと、なかなか厳しい面がある。これだけのシステムを持ち込んで、コストを抑えて攻めていく体制を整えるという狙いがあると思う」と話した。