60周年『野球盤』ここまで来た!最新版は3Dで球が宙を飛ぶ!【名古屋発】

最新版の進化が凄かった 球速や配球表示も

カテゴリ:国内

  • 昭和ブームで60周年の『野球盤』に再び熱視線
  • 知ってた?初代には日本のあの“伝統工芸”を採用
  • 最新版は機能が多彩。どんどん本物に近づく

「野球盤」の進化に注目集まる 

平成の最後に“昭和ブーム”が再燃。その現象は、ゲームやおもちゃの世界でも起きている。
昨年度、オセロは約19万個、ラジコンは約10万台売れたそうだ。そんな中、これまでに1400万台以上売れた「野球盤」が60周年を迎え、再び注目を集めている。去年発売された最新版の進化のスゴさは、“往年のプレーヤー”であるお父さんたちも驚くこと間違いなしだ。これを機会に野球盤の歴史を調べようと、発売元のエポック社へ。

初代の野球盤

「初代」野球盤の復刻版を見せてもらうと、なんとグランドも、フェンスにあたる枠も「木製」。

枠は家具職人が作ったという。そして選手や審判の人形は…

初代野球盤には日本の職人の技術が使われていた

エポック社企画開発室 古田望さん:「人形もよく見てもらうと『こけし』なんですけれども、こけし職人さんがひとつずつ削って作ったと聞いています」

日本の伝統工芸「こけし」の技術も使われていた。

当時の価格は1750円。大卒の初任給が1万2000円程度だったことを考えると、ずいぶん高いおもちゃだが、飛ぶように売れたという。

「野球盤」には当時のプロ野球の様子も…

72年のオールスター版 ミスターもいる

その後は毎年のように新商品が登場。
72年のオールスターに出場した選手が描かれた野球盤。
サードには長嶋茂雄さん、そして、ドラゴンズの谷沢健一さんの姿も。
このとき、野球盤の代名詞、“消える魔球”も登場。
その後も人工芝や、天井のあるドーム球場など、野球盤はプロ野球の歴史とともに歩んできた。

往年の名プレーヤー 長嶋茂雄さん
往年の名プレーヤー 谷沢健一さん
ビッグエッグドームを再現した野球盤も

テレビゲームの台頭などで一時、売上げも低迷したが、2000年以降は人気が回復。

野球盤の最新モデル 驚くような進化を遂げていた

エポック社 古田さん:「野球盤はピッチャーとバッターで顔を合わせて相手の顔色をうかがいながらの真剣勝負。それが楽しみで買って下さっていると聞いています」

最新版野球盤は操るコースは自由自在

最新版はピッチャーの球が“宙を飛ぶ”3D!

そして、野球盤60年目、最新版は大きく進化を遂げた。

一番の進化は「宙飛ぶ」ボール!。これまでの野球盤は、球を転がしてきた。しかし最新版はピッチャーの投球が“宙を飛び”、コースも高さやイン・アウトなど9つから選べるようになった。

そして、バッターとのかけひきがこれまで以上に楽しめるように。

さらに球速や配球チャートも表示されるようになり、もちろん、“往年のプレーヤー”を喜ばせる「消える魔球」も健在だ。

「アナログな部分を変えず、3世代で遊べるおもちゃを目指してきたことがロングランに繋がった」と話す古田さん。今後は、野球盤をどんどん本物の野球に近づけることが目標だ。

(東海テレビ)

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