黒い背びれ...体長4メートル 港に“クジラ”迷い込む

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市街地近くの港に、珍しいクジラが出現。

思わぬ騒ぎになっている。

福岡・北九州市の市街地に近い港で、目撃された海洋生物。

12日は、空から海面に黒い影が見え隠れしていた。

カメラは13日、その正体をとらえた。

北九州市によると、12日午前7時ごろ、航行していた漁船から、「4~5メートルほどの黒い生き物が泳いでいる」と連絡があった。

体長は4メートルほどで、映像を確認した水族館によると、体の特徴などから、クジラの1種「コビレゴンドウ」とみられるという。

太地町立くじらの博物館・桐畑哲雄副館長は、「もともと沖合にいる動物ですので、沿岸に寄ってくることはノーマルではありません。珍しいです。特にコビレゴンドウでは、非常に珍しいかもしれません」と話した。

岸壁には、クジラを見ようと近所の人たちも。

クジラを見た人は、「ビックリしました。しょっちゅう釣りに来てるんですけど、あんなデカい生き物は初めて見ました。子どもにもいいものを見せられたかなって、ちょっと思ってます。自分も貴重な体験できました」と話した。

突然のクジラ出現に、驚きを隠せない地元の人々。

一方で、漁船が船だまりのほうに入ってきた。

かなり慎重に船を動かしているように見られる。

クジラを見た人は「船の出入りの激しい(場所)、ちょっとかわいそうな気もする。船と接触するのも怖いですし...」、「水も汚そうだし、早く(沖へ)出ていってくれたら」などと話した。

迷子クジラであれば、早く湾から出してあげたい。

しかし、専門家の海響館・立川利幸さんは、「救護しようとしても難しいと思う。危険もともなうので、こういう場合、見守るしかない」と話した。

漁協では、近くを通る船に注意を呼びかけていて、北九州市は、当面は港の外に出ていくのを待ちたいとしている。

(テレビ西日本)