奈良公園のシカ怪死 レジ袋食べ...

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茶色い塊は、日本のある動物の胃から出てきたポリ袋などの塊です。

なぜ、こんなにも大量プラスチックごみが体内から見つかったのか、現場を取材しました。

奈良の鹿愛護会・丸子理恵獣医師は、「これは、シカの第1胃の中に入っていた、主にビニールのごみがからまった塊です」と話した。

2019年3月以降に死んだ9頭のシカのうち、7頭の胃の中から、茶色い塊が出てきた。

ポリ袋などの大量のごみとみられ、重さは最大で4.3kgもあった。

シカには4つの胃があり、最初に食べたものをためる第1の胃の中に、ごみが固まっていたという。

丸子獣医師は、「食べ物を食べても栄養が取れなくなってしまって、死んだのだろう。ここまでひどいのはショックでした」と話した。

シカは、観光客の持つポリ袋に食べ物が入っていることを認識していて、ポリ袋を食べようとする。

また、外国人観光客の増加で、ごみのポイ捨ても増えていて、捨てられたポリ袋をシカが食べてしまうという。

アメリカ人観光客は「とても悲しい」、「ポイ捨てすべきじゃない」などと話した。

中国人観光客は、「ダメですね。ポリ袋はちゃんと持っておかないと」と話した。

奈良の鹿愛護会・石川周事業課長は、「シカがこれだけたくさん住んでいる公園ですから、捨てたものがシカの害になるっていうことまで、少し考えてもらえればありがたい」と話した。

奈良公園では、巡回などでマナーの改善を訴えている。

(関西テレビ)