“老後2000万円”報告書 野党、参院選の争点に

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「老後資金の2,000万円不足問題」をめぐり、野党は攻勢を強めていて、この夏の参議院選挙の争点とする方針。

立憲民主・辻元国対委員長「年金は安心だという、安心安心詐欺ではないか」、「これは、最大の参議院選挙の争点になるのではないか」

立憲民主・枝野代表「選挙前では、都合が悪いから受け取らない、撤回しろという話は、ちょっと、あ然とせざるを得ない」

国民民主党の玉木代表は、麻生金融担当相が、正式な報告書として受け取らないとしたことについて、「不都合なことをなきものにしていたのでは、ますます老後の暮らしが不安になっていく。包み隠さず説明し、対応策を示すのが政治の責任だ」と批判した。

一方、報告書に対して、与党内からは批判が噴出し、与党は、参議院選挙を前に火消しに躍起になっている。

自民・二階幹事長「2,000万円の話が独り歩きしている状況で、国民の皆さんに誤解を与えるだけではなくて、むしろ不安を招いていて、大変これを憂慮している」

自民・森山国対委員長「報告書を受け取らないわけですから、(参院選の)論点になりようがないと思いますけど」

公明・山口代表「年金制度が持続可能かどうかということで、制度の運用は全く揺らぎなく行われている。給付も若干増えているくらいだ」

公明党の山口代表は、「人生100年時代の過ごし方の問題と、年金100年の制度の問題とは、全くまったく次元が違うことだ。混同させる議論はおかしい」と指摘した。

そのうえで、野党が、「年金100年安心はうそだった」などと主張していることについて、「かつて年金不安をいたずらにあおって、年金保険料の納付をちゅうちょする人々がいた時もあった。年金不安をあおるような言動は罪深い」と批判した。