自転車もIoTの時代へ…パナと中国モバイクが共同開発

  • パナソニックが中国のシェア自転車大手「モバイク」とIoT機能を搭載した電動アシスト付自転車を共同開発
  • 4月から国内数か所で乗り捨て可能な“シェアリングサービス”の実証実験
  • 将来的には全ての自転車にIoT機能を搭載させ、事故の回避につなげたい

電動アシスト自転車をIoT化

「パナソニック」が「モバイク」とIoT機能を搭載した電動アシスト付自転車を共同開発

パナソニックは31日、中国のシェア自転車大手「モバイク」と、IoT機能を搭載した電動アシスト付自転車を共同開発したと発表した。

パナソニックサイクルテックの片山栄一社長は、
「将来、自転車のIoT化を進めないと、車の方のIoT化がどんどん進んでいきますので」と述べた。

スマートフォンで鍵の開け閉め

乗り捨て可能な“シェアリングサービス”を4月から実証実験

スマートフォンで鍵の開け閉めを行えるだけでなく、走行距離の記録やGPSによる駐輪場所の把握などが可能で、健康意識が高まる利用者のニーズに応えるほか、盗難対策にもつながるという。

パナソニックは4月から、国内数カ所で、このIoT自転車を活用して、決められた範囲内での乗り捨てが可能な、シェアリングサービスの実証実験を始める。

シェアリングサービスへの本格参入に向けて、ノウハウを集めるだけでなく、利用者にIoT自転車の利便性もアピールしたい考え。

スポーツタイプでは、国内初となる、電動アシスト自転車へのIoT機能の搭載。
将来的には、販売する全ての自転車にIoT機能を搭載させ、事故の回避などにもつなげたいとしている。

パナソニックサイクルテックの片山栄一社長は、
「事故は、自転車と車で起きることが非常に多いので、自転車側がIoT対応していないと、いくら車の方がIAI化しても危険な社会になってしまう。あとは、車との衝突事故をどれだけ回避するのかなどが、鍵になってくる」と話す。

サービス運営の向上へ

IoT/AIの専門メディアを運営する小泉耕二氏は、
「出張先のシンセンや上海でシェアバイクを試しているが、決済しやすいし、好きなところで乗り捨てできるものもあり便利。乗り捨てたものは朝までにトラックが回収して戻している。ただ、安いバイクだとタイヤがパンクしてもいいようながっしりしたタイプで、漕ぐと重い。それを日本に持ってくると、日本は坂道が多いので坂道であれを乗るのは厳しいと思う」と指摘。

その上で、モバイクとの共同開発については、
「パナソニックに限らず、メーカーはサービス組織を持っていないところが多い。シェアバイクを始めたときに、実際にどうゆう運営をするのか、決済は誰がするのか、問い合わせに誰が答えるのかなどサービス運営のノウハウがないのでそれを得たい。
また、Iot化の流れの中で、センサーで自転車と車が相互に通信しあう世の中もイメージしていると思う」と話す。

(「プライムニュース α」1月31日放送分)

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