日産・ルノー深まる両社の溝 日仏閣僚は「関係強化」

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世耕経済産業相とフランスのルメール経済財務相が会談し、日産自動車とルノーとの企業連合の在り方について協議した。

会談のくわしいやり取りは明らかにされなかったが、「両社の競争力を強化するための議論と、協力関係の維持・強化への意志を支持した」との共同文書が出された。

世耕経産相は「良いコミュニケーションができたと思っております」と述べた。

ルメール経済財務相は「会談は、信頼を再構築しアライアンスを強化し進めるために決定的だった」と述べた。

一方、日産は、社外取締役などが取締役の報酬や人事などを決める「指名委員会等設置会社」に移行するための議案を、6月の株主総会に諮るが、ルノーのスナール会長は、この議案に関して投票を棄権する意向を日産の西川社長に書簡で伝えたという。

西川社長は「指名委員会等設置会社への移行、これは絶対条件。ここは譲れないというか、絶対やらなくちゃいけないので」と述べた。

西川社長は、今回の件で「遺憾の意」を示す声明を出していて、両社の溝は深まりつつある。