AI時代に逆転の発想のロボット家政婦

カテゴリ:ビジネス

逆転の発想で開発。

ロボット家政婦が登場。

全長110cm、重さ73kgのロボット「ugo」。

スタートアップ企業のミラロボティクスが開発した家政婦ロボット。

2本のアームと2本の指で洗濯物を器用に扱い、洗濯機のスイッチをオン。

もちろん、洗うだけでなく、背を伸ばして洗濯物を干すことも。

さらに、畳むことまでやってくれる。

まるで人間が入っているかのような器用な動きのロボットだが、どのようなからくりで動いているのか。

手の動きに連動するモーションコントローラーを使って、人が遠隔操作。

部屋の様子は、「ugo」に搭載されたカメラを通して確認していて、携帯の回線などを使えば世界のどこからでも操作ができるという。

AI(人工知能)を使った自動運転が当たり前となってきた今、あえて手動で操作している。

いったい、なぜなのか。

ミラロボティクス・松井健CEOは、「家事、洗濯は、すごく複雑な作業なので、人が遠隔で操作することで、きめ細やかなサービスが提供できる」と話した。

人によって家の間取りや洗濯物が変わる家事をAIによって自動で行うには、まだまだ技術的なハードルがある。

しかし、遠隔操作なら簡単にそのハードルをクリアできる。

また、遠隔操作拠点にオペレーターを集約し、必要な場所にロボットを派遣することで、きめ細かいサービスを複数の場所で行う効率的な運用が可能になる。

サービス開始は2020年の5月で、月額2万円から2万5,000円を予定しているというこの遠隔操作ロボット。

ミラロボティクス・松井健CEOは、「こういった家事代行サービスは、ニーズが増えていると思っています。特に地方に住んでいる高齢者の方は、サービスを受けたいのに近くに家事代行サービスがなくて利用できないのがある。このロボットを置いておくだけで、世界中でサービスを受けることができる」と話した。

さらに、「ugo」を介してオペレーターがユーザーと会話することができる。

その特性を生かし、「ugo」が家庭教師をしたり、ユーザーが「ugo」を通じて獣医師にペットの相談をするなど、新たな機能を搭載する予定。

遠隔操作ロボットの可能性は、ますます広がるとみられる。

「αism」