バス運転手の目に危険な「レーザーポインター」照射  男を逮捕

  • 走行中のバスの運転手にレーザーポインターを照射した男を逮捕
  • 「バスが割り込んできたので、腹がたってやった」と供述
  • 危険な行為…レーザーポインター照射事件は過去にも 

バス運転手の目にレーザーポインター照射

東京・目黒区の道路で、走行中のバスの運転手にレーザーポインターを照射したとして、警視庁に無職の男が逮捕された。

威力業務妨害の疑いで逮捕されたのは、無職の浅川善紀容疑者(38)。

浅川善紀容疑者(38)

大惨事を招きかねないこの行為の理由は、あきれたものだった。

「バスが割り込んできたので…」

バスが割り込んできたので、腹がたってやった」(浅川容疑者の供述)

浅川容疑者は、昨年7月、東京・目黒区の路上で車を運転中、同じ車線にバスが割り込んできたことに腹を立て、バスに車を横付けし、持っていたレーザーポインターをバス運転手の左目に照射したという。

その際、バス車内には複数の乗客がいたが、乗客にけがはなかった。バスの運転手は一時的に視覚不良となり、東急バス本社に連絡。終点まで運転し、その後の運行は別の運転手に交代したという。

バスの利用客は「怖い…」

事件を聞いたバス利用客は、「大勢の人の命を預かっているバスの運転手にどういうことをするのは非常に不謹慎だと思う」「これだけ人通りの多いところでそういう事件があるということは本当に怖い」などと語った。

「太陽を直接見るのと同じ危険な行為」

梶田眼科の梶田雅義院長は、強いレーザー光線を目に照射された場合について「網膜を壊してしまう。だから急に(目が)見えなくなる。太陽を直接見ないようにと指導するが、それと同じようなことが起こってしまう。かなり危険なことだと思う」と話す。

レーザーポインター照射 過去にも…

こうしたレーザーポインターの照射事件は過去にもあった。

伊丹空港では2015年、着陸直前の旅客機の操縦席が何者かによって狙われた。

また、沖縄では2015年、飛行訓練中の米軍機が照射を受け、訓練が中断した。その後、当時56歳の男が逮捕された。

あとを絶たないレーザーポインターを使った危険な犯行。
警視庁は、浅川容疑者がなぜレーザーポインターを持っていたのか、捜査している。

(「プライムニュース イブニング」1月30日放送より)

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