【独自】隠し玉は元おニャン子!片山さつき女性活躍相が深刻化するDV被害者支援に一手

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今の内閣で唯一の女性閣僚である内閣府の片山さつき大臣が、“女性活躍担当大臣”として「DV等被害者のための民間シェルターに対する支援の在り方」についての私的懇談会を立ちあげ、その委員の目玉として、元おニャン子クラブのメンバーで女優の生稲晃子氏を起用することがFNNの政府関係者への取材でわかった。

生稲晃子氏

この私的懇談会では、DV(ドメスティックバイオレンス=夫婦間や恋人間などで振るわれる暴力)などの被害者の一時保護や相談、自立に向けた支援を行う「民間シェルター」について、人的、物的、財政的基盤などの現状と課題を整理し、基盤強化や今後の支援の在り方についての検討を行う。
また関係機関との連携強化や地域間格差是正についても検討し報告書を作成、今後の支援策の策定に役立てる方針だ。

懇談会のメンバーは9人。その1人に起用された生稲氏は、政府の「働き方改革フォローアップ会合」の民間議員や、厚生労働省の「ガン対策推進企業アクションアドバイザリーボード」のメンバーも務めていて、心理カウンセラーやメンタルトレーナーとしての顔も持っている。片山大臣としては、その生稲氏の知見や発信力を活かしたい考えだ。

生稲晃子氏

DVについては、東京都内での警視庁への相談件数が2017年に8421件と過去最多となっていて、全国の配偶者暴力相談支援センターに寄せられた相談件数も昨年度、約10万6千件にのぼるなど、深刻化している。DV被害者には男性も含まれるが相談件数のうち2%で、98%は女性が被害者というのが実態だ。

会見する片山さつき女性活躍担当相(2018年12月18日)

こうした中、片山大臣は昨年末の記者会見で「女性活躍推進法の見直しの動きのいい流れの中で、もう少し後押しした方がいいなと思う点が何点かある。大臣の下の懇談会のようなものを立ち上げて、実際に働く女性がお困りになっていたり、日常生活を送る女性がお困りになっていたりするだろう部分を少し拾って、きちっと補完できるところを補完する」と述べ、女性活躍に関する懇談会を立ち上げたい意向を示していた。

今回、その1つとして、DV被害者を支援する仕組みを強化するための懇談会の設置に乗り出した形だ。この懇談会は全4回行われ、初会合は片山大臣出席のもとで2月1日に行われる。

(フジテレビ政治部)

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